Chromeを使っていて、タブの切り替えが遅い、文字入力が引っかかる、PC全体まで重くなる。そんな時は、Chrome本体だけでなく、開きっぱなしのタブ、拡張機能、キャッシュ、メモリ設定を順番に確認すると原因を切り分けやすいです。
私は調べものをしていると20個以上のタブを開きがちです。タブを全部閉じれば軽くなるのは分かっていても、あとで読み返したいページまで消すのは困ります。この記事では、タブを残しながらChromeを軽くする方法を中心に、実際に見直す順番をまとめます。
目次
- まず確認したいこと
- Chromeのタスクマネージャーで重い原因を見る
- タブを閉じずに軽くする方法
- 拡張機能を整理する
- キャッシュと閲覧履歴を削除する
- Chromeのパフォーマンス設定を見直す
- それでも重い時に確認すること
- まとめ
まず確認したいこと
Chromeが重い時は、いきなり再インストールするより、以下の順番で確認するのがおすすめです。
- タブを開きすぎていないか
- 使っていない拡張機能が残っていないか
- キャッシュが溜まりすぎていないか
- メモリセーバーがオフになっていないか
- ChromeやOSが古いままになっていないか
特に効果が出やすいのは、タブ整理、拡張機能の無効化、メモリセーバーの有効化です。キャッシュ削除だけで直ることもありますが、毎回すぐ重くなる場合は、タブや拡張機能の常駐が原因になっていることが多いです。
Chromeのタスクマネージャーで重い原因を見る
Chromeには、タブや拡張機能ごとのメモリ使用量を見られるタスクマネージャーがあります。Windowsのタスクマネージャーとは別に、Chrome内部の負荷を確認できる機能です。
開き方は、右上の「︙」から「その他のツール」→「タスクマネージャー」です。ショートカットはWindowsならShift+Escです。
タスクマネージャーを開いたら、メモリのフットプリントをクリックして、使用量の多い順に並び替えます。動画サイト、重いWebアプリ、使っていない拡張機能が上位に出ていたら、そこから閉じる・無効化するのが効率的です。
タブを閉じずに軽くする方法
Chromeが重い原因として一番多いのが、タブの開きすぎです。ただ、調べもの中のタブを全部閉じると、あとで戻れなくなって困ります。私は以下の3つを使い分けています。
メモリセーバーをオンにする
Chromeのメモリセーバーをオンにすると、しばらく使っていないタブを自動的に休止状態にして、メモリを解放できます。タブ自体は残るので、クリックすれば再読み込みして使えます。
設定は「︙」→「設定」→「パフォーマンス」→「メモリセーバー」から変更できます。タブをたくさん開く人は、まずここをオンにしておくのが手軽です。
OneTabでタブを一時保存する
タブを閉じたくない場合は、Chrome拡張機能のOneTabが便利です。開いているタブを1つのリストにまとめ、必要な時に戻せます。
ブラウザ上にタブを並べたままにするのではなく、リンク一覧として退避できるので、調べものの途中でも作業環境を軽くできます。
リーディングリストやブックマークに逃がす
あとで読むだけのページは、Chromeのリーディングリストやブックマークに入れておくと、タブを開き続ける必要がなくなります。頻繁に開くページはブックマーク、あとで一度読むだけのページはリーディングリスト、という分け方が使いやすいです。
拡張機能を整理する
拡張機能は便利ですが、インストールしたままの数が増えるほど、バックグラウンドで動くものも増えます。使っていない拡張機能は、削除または無効化しておきましょう。
確認場所は「︙」→「拡張機能」→「拡張機能を管理」です。常に使うものだけをオンにして、たまにしか使わないものは一時的にオフにしておくと、Chromeの起動やタブ切り替えが軽くなることがあります。
拡張機能を増やしすぎている場合は、作業効率化系だけに絞るのも手です。Chrome以外も含めてブラウザを見直したい場合は、おすすめ無料Webブラウザ比較も参考にしてください。
キャッシュと閲覧履歴を削除する
キャッシュが溜まりすぎていると、ページ表示や動作が不安定になることがあります。Chromeの動きが急に重くなった時は、キャッシュ削除も試してみてください。
「︙」→「閲覧履歴を削除」から、期間を選び、キャッシュされた画像とファイルにチェックを入れて削除します。Cookieまで削除するとログイン状態が外れることがあるため、まずはキャッシュだけ削除するのが無難です。
スマホ側のChromeや他アプリのキャッシュも見直したい場合は、Androidのキャッシュ削除方法も参考になります。
Chromeのパフォーマンス設定を見直す
Chromeの設定にも、重さに関係する項目があります。
- メモリセーバー:使っていないタブのメモリを解放します。
- 省エネモード:バッテリー消費を抑えますが、環境によっては体感が変わります。
- ハードウェアアクセラレーション:グラフィック処理をGPUに任せます。動画やWebアプリが重い時はオン・オフを切り替えて試します。
- Chromeの更新:古いバージョンのままだと不具合やパフォーマンス改善が反映されません。
Chromeを更新するには、「︙」→「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を開きます。更新がある場合は自動でダウンロードされ、再起動後に反映されます。
それでも重い時に確認すること
ここまで試しても重い場合は、ChromeだけでなくPC側のメモリ不足やストレージ不足が原因かもしれません。特にメモリ8GB以下のPCで、Chrome、チャットアプリ、オンライン会議、画像編集などを同時に使うと、すぐに余裕がなくなります。
Windowsでメモリ不足を感じる場合は、Windowsのメモリを解放する方法もあわせて確認してください。Mac全体が重い場合は、Macが重い・遅い時の対処法を見た方が切り分けやすいです。
また、Chromeと同じChromium系でも、EdgeやBraveの方が軽く感じる環境もあります。タブや拡張機能を整理しても変わらない場合は、ブラウザ自体を切り替えてみるのも現実的です。
まとめ
Chromeが重い時は、まずChromeのタスクマネージャーで原因を見つけ、タブ・拡張機能・キャッシュ・パフォーマンス設定の順に確認するのがおすすめです。
タブを閉じたくない場合でも、メモリセーバーやOneTabを使えば、必要なページを残しながらChromeを軽くできます。毎回重くなる場合は、使っていない拡張機能を減らし、必要に応じてPC側のメモリや別ブラウザへの切り替えも検討してみてください。

