日記を続けるコツは、気合いを入れて毎日長文を書くことではありません。書く前のハードルを下げて、忘れない仕組みを作り、書けなかった日を失敗扱いしないことです。
このブログでは、スマホ/PCで同期可能な日記アプリも紹介しています。ただ、日記はアプリ選びだけで続くものではありません。この記事では、日記アプリを選ぶ前にできる準備と、スマホやパソコンを使って日記を続けやすくする方法をまとめます。
目次
日記が続かない理由
最初から完璧に書こうとする
日記を始める時に、「毎日きれいに書く」「全部を記録する」「あとから読んで価値がある文章にする」と考えると、すぐに重くなります。
最初は、1行だけでも十分です。「今日あったこと」「食べたもの」「気になったこと」「明日やること」だけでも、あとから見返すと記録になります。長文を書く日は長文でよいですが、短い日があっても問題ありません。
書くタイミングが決まっていない
「時間がある時に書く」だと、たいてい後回しになります。習慣化では、目標だけでなく「いつ、どこで、何をするか」を決める実装意図が、行動に移す助けになるとされています。
日記なら、「寝る前にベッド横で1行書く」「朝のコーヒー中に昨日のことを書く」「電車での出勤中にスマホで書く」のように、具体的な場面に結びつける方が続けやすいです。
記録する材料を残していない
夜に日記を書こうとしても、その日に何があったかを思い出せないことがあります。写真や予定表を見れば思い出せる場合もありますが、書く材料が少ないと日記は止まりやすいです。
そこで、日記の本文を書く前に、日中のトピックスだけスマホへメモしておくのがおすすめです。
日記を続けるコツ
その日のトピックスをスマホでメモする
日記に書きたいことは、思いついた時にスマホでメモしておくと楽です。あとから日記アプリを開いて清書する時に、何を書けばよいか迷いにくくなります。
iPhoneなら純正のメモアプリ、AndroidならGoogle Keepなど、すぐ使えるメモアプリで十分です。Appleのメモは写真、チェックリスト、添付ファイルを扱えます。Google Keepも、メモ、リスト、写真、音声などを残せます。
書く内容は短くて構いません。
| 場面 | メモ例 |
|---|---|
| 昼休み | 新しい店のランチがよかった |
| 移動中 | 電車で読んだ本の一節が気になった |
| 帰宅後 | 今日は疲れているので早く寝たい |
この程度でも、夜に日記を書く時の入口になります。
純正メモアプリでまず始める
どのアプリで書くか迷う前に、まずは手元の純正アプリで始めるのがおすすめです。iPhoneならメモ、AndroidならGoogle Keepや標準メモ、パソコンなら普段使っているメモアプリで問題ありません。
日記は、最初の1週間で「どの機能が必要か」が見えてきます。写真を貼りたいのか、パソコンで長文を書きたいのか、検索したいのか、カレンダーで見返したいのか。先に専用アプリを探すより、まず書いてから選ぶ方が失敗しにくいです。
日記アプリを比較したい場合は、スマホ/PCで同期可能な日記アプリ記事も参考にしてください。
信頼できる大手アプリを選ぶ
日記はプライベートなデータです。せっかく続けても、途中でアプリやサービスが終了すると移行が面倒になります。
そのため、長く使う前提なら、信頼できるデベロッパーのアプリを選ぶ方が安心です。Apple、Google、Microsoftのような大手のメモアプリや、長く運営されている日記アプリを優先すると、データ移行や同期の面で不安を減らせます。
もちろん、大手なら絶対に安全という意味ではありません。同期先、エクスポート方法、ロック機能、バックアップ方法は最初に確認しておくとよいです。
パソコンで清書する時間を作る
パソコンがあるなら、スマホのメモをもとに、座ってじっくり書く方法もおすすめです。
スマホはその場のメモに向いていますが、長文を整えるならパソコンの方が楽です。日中はスマホで断片を残し、夜や週末にパソコンで清書すると、日記の質を上げやすくなります。
「日記を書く時間」と「日記の材料を集める時間」を分けると、書く時の負担が下がります。
スマホでは音声入力を使う
スマホで文字を打つのが面倒な場合は、音声入力を使うとかなり楽です。短い日記なら、キーボードで打つよりも早く残せることがあります。
特に、疲れている日や移動中は、文章のきれいさよりも記録を残すことを優先した方が続きます。あとで直す前提で、まず音声入力で残しておくのも有効です。
メモをそのまま日記にする
日記は、必ず清書しなくても構いません。メモアプリに残した短い記録を、そのまま日記として扱う方法もあります。
たとえば、1つのメモに1ヶ月分をまとめて、日付ごとに短く追記していく形です。写真を貼ったり、箇条書きにしたり、気になったリンクを残したりするだけでも、あとから読むと十分な記録になります。
清書が負担で止まるくらいなら、メモのまま残した方がよいです。
書く時間と場所を決める
日記を続けたいなら、書く時間と場所を決めておくと習慣化しやすいです。寝る前、朝、昼休み、通勤中、入浴中など、生活の中で毎日発生しやすい場面に結びつけます。
私の場合は、電車での出勤中や入浴中に書くことがあります。机に向かってきちんと書くより、すでにある時間に差し込む方が続けやすいです。
「寝る前に3行」「朝に昨日のことを1行」「電車に乗ったらメモを開く」のように、条件を具体的にすると迷いません。
リマインダーで思い出せるようにする
日記は、書く気がないから続かないというより、単に忘れているだけの場合もあります。リマインダーアプリで通知を出すと、書くきっかけを作れます。
通知文は、「日記を書く」だけでもよいですが、「今日よかったことを1つ書く」「今日のトピックスを3つ残す」のように具体的にすると、開いた後に書き始めやすいです。
毎日書けなくても気にしない
そもそも、日記は毎日書く必要はありません。書かなかった日があっても、そこで終わりにしないことの方が大事です。
全てを網羅しようとせず、まずは一言でも続けてみます。「今日は疲れた」だけでも、その日の記録です。完璧な日記より、戻ってこられる日記の方が長く続きます。
続けやすい日記の書き方
迷ったら、次の型で十分です。
| 項目 | 書くこと |
|---|---|
| 今日あったこと | 事実を1つだけ書く |
| 感じたこと | 楽しかった、疲れた、気になったなど |
| 明日に残すこと | やること、覚えておきたいこと |
毎回この3つを書く必要はありません。どれか1つだけでも日記になります。書くことがない日は、「何も書くことがない」と書いて終わりでもよいです。
日記を続ける目的は、立派な文章を作ることではありません。あとから見返した時に、その日の輪郭が少し残っていれば十分です。
まとめ
日記を続けるには、最初から専用アプリを完璧に選ぶより、まずスマホでその日のトピックスを残す方が大事です。iPhoneならメモ、AndroidならGoogle Keepなど、すぐ使えるアプリで始めて問題ありません。
書く時間を決める、リマインダーを使う、音声入力を使う、パソコンで清書する、清書せずメモをそのまま日記にする。どれも、日記のハードルを下げるための方法です。
毎日書けなくても大丈夫です。書かなかった日を気にしすぎず、一言だけでも戻ってこられる形にしておくと、日記は長く続けやすくなります。


