本ページにはプロモーションが含まれています。

Abletonの無料学習サイト4選 | 音楽制作・シンセ・曲作りをブラウザで学ぶ

Ableton公式サイトのスクリーンショット

Abletonには、DAWソフト「Live」だけでなく、ブラウザ上で音楽制作を学べる無料コンテンツがあります。インストールもアカウント登録も不要で、ビート、コード、シンセの仕組み、制作中に迷った時の考え方まで、目的に合わせて入口を選べます。

実際に4つのサイトを開いてみると、同じ「学習サイト」でも役割はかなり違いました。まず音を鳴らして曲の部品を理解したいならLearning Music、音色そのものに興味があるならLearning Synths、リズムの感覚をつかみたいならAbleton Learn、作りかけの曲で手が止まるならMaking Musicが向いています。

日本語で使えるのはLearning MusicとLearning Synthsです。Ableton LearnとMaking Musicは英語ですが、ChromeやSafariのページ翻訳を使えば、見出しや説明を日本語で確認しながら進められます。音を触る部分は視覚的なので、英語が得意でなくても試しやすいはずです。

学習サイトでビートやコードの感覚をつかんだ後は、MacやWindowsで曲を組み立てるならAbleton Liveの始め方へ進むとよいでしょう。PCを開かずに曲の種を作りたい人にはAbleton Move、パッド演奏と本格的な制作を深くつなげたい人にはAbleton Push 3が向いています。

目次

  1. 4つの学習サイトの違い
  2. 音楽制作の土台を触りながら学ぶ:Learning Music
  3. 音色が変わる理由を耳で理解する:Learning Synths
  4. 短いレッスンでビートから始める:Ableton Learn
  5. 曲作りで止まった時に読む:Making Music
  6. どれから始めるか迷った時の選び方

4つの学習サイトの違い

サイト学べること日本語向いている人
Learning Musicビート、コード、ベース、メロディ、曲構成対応音楽制作の全体像を知りたい人
Learning Synthsシンセサイザーの音作りと仕組み対応音色を自分で作ってみたい人
Ableton Learnビートとリズムの基礎、Playground英語短いレッスンから始めたい人
Making Music制作中の迷いをほどく発想法英語曲を完成まで持っていけない人

4つすべてを順番に終える必要はありません。いま知りたいことから開き、気になったら別のサイトへ移る使い方が合っています。特にLearning MusicとLearning Synthsは、説明を読んだ直後に音を変えられるので、知識を覚えるというより「音で腑に落とす」感覚を得やすいです。

音楽制作の土台を触りながら学ぶ:Learning Music

Ableton Learning Musicの日本語レッスン画面

https://learningmusic.ableton.com/ja/

Learning Musicは、ドラム、ベース、コード、メロディ、曲構成を小さなレッスンに分けて学べるサイトです。マス目をクリックして音を鳴らすところから始まるため、楽譜が読めなくても進められます。

私が最初に触ってよいと思ったのは、コードの名前を先に暗記させず、音の重なりを鳴らしてから説明へ進むところです。「コード進行は何となく聞いたことがあるけれど、自分で並べたことはない」という段階でも、音楽の部品がどう役割分担しているかをつかめます。

作曲ソフトを買う前に、自分がリズム、和音、メロディのどこに面白さを感じるのか確かめたい人にも向いています。レッスン後のPlaygroundでは、学んだ部品を自由に組み合わせられます。

音色が変わる理由を耳で理解する:Learning Synths

Ableton Learning Synthsの日本語レッスン画面

https://learningsynths.ableton.com/ja/

Learning Synthsは、シンセサイザーの音がどう作られ、どの操作でどう変わるのかを学ぶためのサイトです。画面の箱をドラッグすると音が変わる導入から始まり、音量、フィルター、LFO、エンベロープといった要素へ少しずつ進みます。

シンセの解説は用語が多くて身構えがちですが、このサイトは先に「変わった」という手応えが来ます。ノブを回して高域が削れたり、音が揺れたりするのを聞いてから名前を知る順番なので、機能一覧を読むより記憶に残りました。

無料シンセアプリやDAWのプリセットを選ぶだけで終わらせず、「この音をもう少し丸くしたい」と自分で調整してみたい人におすすめです。

短いレッスンでビートから始める:Ableton Learn

Ableton Learn公式サイトのレッスン一覧画面

https://learn.ableton.com/

Ableton Learnは、ビートとリズムを中心にした新しい学習サイトです。最初から長い講座を受ける作りではなく、Beatsのレッスンやアーティストの解説、Playgroundを入口にしています。

現時点では英語のみで、レッスン数もLearning Musicほど多くありません。ただ、画面のカードが何を学ぶ場所なのかを端的に示してくれるので、ChromeやSafariのページ翻訳をオンにすれば迷わず試せます。英文を一文ずつ読むためのサイトではなく、音を鳴らしながら進めるサイトとして使うのがよさそうです。

私は、Learning Musicを一通り試した後で「もっとリズムに絞って遊びたい」と感じた時の次の入口として使うのが合うと思いました。今後の追加レッスンにも期待できます。

曲作りで止まった時に読む:Making Music

Ableton Making Music公式サイトのトップ画面

https://makingmusic.ableton.com/

Making Musicは、Dennis DeSantis著『Making Music: 74 Creative Strategies for Electronic Music Producers』から一部の章を読めるサイトです。楽器の使い方ではなく、曲の途中で判断に迷った時や、アイデアを先へ進められない時の考え方を扱います。

ここも英語ですが、ブラウザ翻訳で十分に読み進められます。音楽制作では、機材やプラグインを増やしても「次に何をすれば曲になるのか」で止まることがあります。Making Musicはその止まり方に名前を付け、次の小さな行動を考えさせてくれる読み物です。

私は、音を鳴らす2つのLearning系サイトとは違い、制作メモのように必要な章だけ開く使い方がしっくりきました。曲を完成させたいのに、つい音色選びや修正を繰り返してしまう人ほど役立つはずです。

どれから始めるか迷った時の選び方

音楽制作が初めてなら、まずLearning Musicを開いてビートとコードを鳴らしてみてください。そこで「音色も自分で変えたい」と思ったらLearning Synthsへ進むと、シンセの用語が急に身近になります。

短いレッスンでリズムを試したいならAbleton Learn、曲を作っている途中で判断に迷ったならMaking Musicが候補です。4つのサイトは競合ではなく、制作の段階ごとに使い分ける道具箱のような関係です。

学んだリズムやコードを、すぐに短い曲の形にしてみたい時は、Chrome Music Lab Song Makerの使い方も参考にしてください。

ブラウザだけで始められるからこそ、まず5分だけ音を鳴らしてみるのがおすすめです。手を動かして気になる部分が見えてから、必要なレッスンへ戻るほうが、最初からすべてを理解しようとするより続きます。