本ページにはプロモーションが含まれています。

Proton Drive使い方完全ガイド | 無料版の制限とProton Mailとの連携

Proton Drive公式サイトのスクリーンショット
https://proton.me/ja/drive

「Google DriveやOneDriveは便利だけど、保存したファイルの扱いが気になる」という方に注目されているのがProton Driveです。スイスのProton AGが提供する、エンドツーエンド暗号化対応のクラウドストレージです。

Proton Driveは、ファイル保存だけでなく、写真バックアップ、共有リンク、Proton Docs、Proton Sheetsまで含むサービスに広がっています。この記事では、2026年6月時点の公式情報をもとに、無料版でできること、有料プランの選び方、Proton Mailとの連携、Google DriveやiCloud Driveとの違いを整理します。

すでにProton Mailを使っている方は、同じアカウントでProton Driveも試せます。Proton Mail自体の概要は、Proton Mailとは?も参考にしてください。

目次

  1. Proton Driveとは?特徴と他社サービスとの違い
    1. 他社サービスとの根本的な違い
    2. 主な特徴
  2. 無料版で使える機能と容量制限
  3. 有料プランの種類と選び方
    1. Proton Drive単独で使う場合
    2. Proton Unlimited、Duo、Family
    3. 料金は公式ページで確認する
  4. Proton Driveの始め方
    1. アカウント作成とサインイン
    2. ブラウザ・アプリの使い分け
  5. 基本的な使い方: アップロード・共有・同期
    1. ファイルのアップロード
    2. 共有リンクの作成
    3. 同期フォルダ
  6. Proton Docs / SheetsとProton Mail連携
    1. Proton DocsとSheets
    2. 大容量ファイルの送信
    3. 添付ファイルの保存
  7. Google Drive / iCloud Driveとの比較
  8. 向いている人・向いていない人
    1. 向いている人
    2. 向いていない人
  9. まとめ

Proton Driveとは?特徴と他社サービスとの違い

Proton Driveは、Proton Mailと同じProton AGが提供するクラウドストレージです。最大の特徴は、ファイルをエンドツーエンド暗号化で保護する設計です。公式ページでも、Proton自身でもファイルへアクセスできないことが説明されています。

公式サイト: https://proton.me/ja/drive

他社サービスとの根本的な違い

Google Drive、OneDrive、iCloud Driveは、OSやオフィスツールとの連携が非常に強いサービスです。一方で、検索、プレビュー、AI機能、共同編集を便利にするため、サービス側で処理しやすい設計になっている部分があります。

Proton Driveは、利便性よりもプライバシー保護を優先します。ファイル本体だけでなく、共有リンクやアクセス制御も暗号化を前提に作られています。その代わり、Google Driveのような全文検索やAI要約を期待すると物足りなく感じる場面があります。

主な特徴

  • ファイル、写真、ドキュメント、スプレッドシートを保存できる
  • エンドツーエンド暗号化とゼロアクセス暗号化を重視している
  • 共有リンクにパスワードや有効期限を設定できる
  • Windows、macOS、iOS、Android向けアプリがある
  • Proton DocsとProton Sheetsでオンライン編集もできる
  • Proton Mail、Proton VPN、Proton Passなどと同じアカウントで使える

Proton Driveは、単なる「暗号化された倉庫」ではなくなっています。2026年時点では、DocsやSheetsを含む、プライバシー重視のオンライン作業環境として見る方が近いです。

無料版で使える機能と容量制限

Proton Driveの無料プランは、公式価格ページ上で5GBの無料ストレージとして案内されています。以前のProton Freeは「Mail中心」の印象が強かったのですが、現在はDrive、Photos、Docs、Sheetsを試す入口としても使えます。

項目無料版の目安
ストレージ容量5GB
対象ファイル、写真、ドキュメント、スプレッドシート
暗号化有料プランと同じエンドツーエンド暗号化
共有リンク作成可能。パスワードと有効期限を設定可能
デスクトップアプリWindows / macOSに対応
モバイルアプリiOS / Androidに対応
Docs / Sheets利用可能

5GBは、書類、PDF、重要な控え、少量の写真には十分です。ただし、スマホ写真や動画を長期的に自動バックアップする用途ではすぐ足りなくなります。

無料版は「写真ライブラリ全体を預ける場所」ではなく、「見られたくない重要ファイルを置く安全な保管庫」として使うと相性がよいです。

有料プランの種類と選び方

Proton Driveの有料プランは、Drive単独で容量を増やす方法と、Protonの複数サービスをまとめて使う方法があります。

Proton Drive単独で使う場合

Driveだけを中心に使いたい場合は、Drive Plusが基本候補です。公式ページでは200GBプランとして案内されています。

プランストレージ向いている人
Proton Free5GBまず試したい人、重要書類だけ保管したい人
Drive Plus200GBDrive中心で写真や書類を増やしたい人

200GBあれば、PDF、仕事用資料、家計書類、少量の写真バックアップにはかなり余裕があります。反対に、家族全員の写真や動画をまとめる用途なら、Drive Plusだけでは足りない可能性があります。

Proton Unlimited、Duo、Family

Proton Mail、VPN、Passなどもまとめて使うなら、上位バンドルの方が分かりやすいです。

プランストレージ主な考え方
Proton Unlimited500GB1人でProtonサービスをまとめて使う
Proton Duo2TB2人で共有しながらProtonを使う
Proton Family3TB家族でProtonサービスを使う

特にProton VPNやProton Passも使う予定があるなら、Drive単独よりUnlimitedの方が納得しやすいです。ストレージだけで比較せず、「メール、VPN、パスワード管理までProtonに寄せたいか」で判断すると迷いにくくなります。

料金は公式ページで確認する

価格は通貨、契約期間、キャンペーンによって変わります。記事内の固定額は古くなりやすいため、申し込み前に必ず公式価格ページを確認してください。

公式価格ページ: https://proton.me/ja/drive/pricing

本記事では、容量とプラン構成を中心に判断する前提で整理しています。

Proton Driveの始め方

アカウント作成とサインイン

  1. Proton Drive公式ページにアクセスする
  2. 無料アカウントを作成する、または既存のProtonアカウントでサインインする
  3. ブラウザ版のDriveを開く
  4. 必要に応じてWindows、macOS、iOS、Androidアプリを入れる

Protonは暗号化を重視するサービスなので、パスワードと復旧手段の管理が重要です。アカウント作成後は、復旧用メールアドレスやリカバリー手段を必ず確認してください。

ブラウザ・アプリの使い分け

使い方向いている場面
ブラウザ版どのPCでも使う、たまにファイルを出し入れする
Windows / macOSアプリ普段使うフォルダを同期する
iOS / Androidアプリ外出先で確認する、写真をバックアップする
Proton Docs / Sheetsブラウザ上で文書や表を編集する

最初はブラウザ版だけで十分です。頻繁に使うファイルが増えてきたら、デスクトップアプリで同期フォルダを作ると便利になります。

基本的な使い方: アップロード・共有・同期

ファイルのアップロード

ブラウザ版では、ファイルやフォルダを画面にドラッグ&ドロップしてアップロードできます。PDF、画像、Officeファイル、ZIPファイルなど、一般的なファイル保管に使えます。

重要書類を置く場合は、フォルダを先に分けておくと後で探しやすくなります。たとえば「契約」「税金」「保証書」「本人確認書類」のように分けるだけでもかなり管理しやすくなります。

共有リンクの作成

Proton Driveでは、ファイルやフォルダの共有リンクを作成できます。公式ページでは、パスワード保護と有効期限によって、誰がいつアクセスできるかを管理できることが案内されています。

共有リンクを作る時は、次の設定を確認してください。

  • パスワードを付ける
  • 有効期限を設定する
  • 共有後に不要になったリンクは無効化する
  • 機密ファイルはリンクだけでなく別経路でパスワードを伝える

Google Driveのように共同編集リンクを気軽に配るというより、必要な相手に必要な期間だけ渡す使い方が向いています。

同期フォルダ

WindowsやmacOSアプリを使うと、ローカルフォルダとProton Driveを同期できます。普段の作業フォルダをそのままクラウドにバックアップしたい場合に便利です。

ただし、巨大な動画フォルダや写真ライブラリ全体を同期すると、無料版や200GBプランではすぐ容量が足りなくなります。最初は重要書類フォルダだけを同期対象にするのがおすすめです。

Proton Docs / SheetsとProton Mail連携

Proton DocsとSheets

以前のProton Driveは、Google DriveやDropboxのような「ファイル置き場」としての印象が強いサービスでした。現在は、Proton DocsとProton Sheetsが公式ページで案内されており、文書やスプレッドシートの作成・編集・共同作業にも対応しています。

Google DocsやGoogle Sheetsほど周辺機能が豊富とは限りませんが、プライバシー重視でオンライン文書を扱いたい場合には大きな改善です。記事内で「共同編集ができない」と断定するのは古い見方になっています。

大容量ファイルの送信

Proton Mailの添付ファイルだけで大きなファイルを送るより、Proton Driveにアップロードして共有リンクを送る方が扱いやすい場面があります。

契約書、請求書、写真、録音データなどを送る場合は、Drive側でリンクを作成し、必要に応じてパスワードと有効期限を付けると安心です。

添付ファイルの保存

Proton Mailで受け取った重要な添付ファイルは、Drive側で保管すると後から探しやすくなります。メールボックスだけに置いておくより、用途別フォルダで管理した方が整理しやすいです。

Proton Mailの無料版制限も気になる場合は、Proton Mail無料版の制限事項まとめもあわせて確認してください。

Google Drive / iCloud Driveとの比較

項目Proton DriveGoogle DriveiCloud Drive
無料容量5GB15GB5GB
強み暗号化とプライバシー検索、共同編集、Google連携Apple製品との統合
オンライン文書Proton Docs / SheetsGoogle Docs / SheetsPages / Numbers
共有リンクパスワード、有効期限に対応Googleアカウント連携が強いAppleユーザー間で使いやすい
写真バックアップ対応Google Photosと相性がよいiCloud写真と相性がよい
向いている用途機密性の高いファイル保管共同編集と検索iPhone/Macの日常同期

Proton Driveの弱点は、Google Driveほど検索や外部サービス連携が強くないことです。逆に、Google Driveの弱点は、プライバシーを最優先にした保管庫としては不安が残ることです。

結論として、日常の共同編集はGoogle Drive、Apple製品の自動同期はiCloud Drive、見られたくない重要ファイルはProton Drive、という使い分けが現実的です。

向いている人・向いていない人

向いている人

  • 契約書、税務書類、本人確認書類などを安全に保管したい
  • Proton Mailをすでに使っている
  • Big Tech依存を減らしたい
  • 共有リンクにパスワードや有効期限を付けたい
  • DocsやSheetsもプライバシー重視で使いたい

向いていない人

  • 写真や動画を安価に大量保存したい
  • Google Docs並みの共同編集やアドオンを重視する
  • PDFや画像の中身まで強力に検索したい
  • 会社や学校でGoogle Workspace / Microsoft 365が標準になっている

私なら、Proton Driveは「全部のファイルを置く場所」ではなく「重要ファイルの金庫」として使います。日常写真はiCloudやGoogle Photos、共同編集はGoogle Drive、見られたくない書類はProton Drive、という分け方です。

まとめ

Proton Driveは、エンドツーエンド暗号化を重視したクラウドストレージです。無料版でも5GBのストレージ、ファイル共有、Docs、Sheets、各種アプリを試せます。

一方で、Google DriveやiCloud Driveの代わりに何でも任せるサービスではありません。検索、AI、外部連携、共同編集の厚みではGoogleやMicrosoftの方が便利な場面があります。

まずは無料版で、契約書、税務書類、本人確認書類、重要なPDFなどを少量置いてみるのがおすすめです。Proton Mailをすでに使っているなら、追加アカウントなしで試せるため、プライバシー重視のファイル保管庫としてかなり始めやすいサービスです。