formrun(フォームラン)は、お問い合わせフォーム、会員登録フォーム、アンケートフォームなどの「メールフォーム」を簡単に作成できるWebサービス。無料プランも用意されています。
単にフォームを作るだけでなく、フォームからの送信情報をチームで管理し顧客対応を効率化するための機能も搭載しています。
目次
1. 数分で高機能なメールフォームを作成
1-1. フォーム作成開始
フォームの作成を開始すると以下の画面となります。好きなURLを設定し「登録するボタン」をクリックします。
1-2. テンプレートを選択
formrun には以下のような多数のテンプレートが用意されています。用途にあわせた入力項目があらかじめ設定されており、フォーム作成時間をおおはばに短縮することができます。
- 製品・サービスに関するお問合せ
- イベント・セミナーのお申込み
- 大会へのエントリー
- 体験学習のお申込み
- 会員登録
- お仕事のご依頼
- サービスのご予約
- お見積依頼
- カタログのご請求
- キャンペーンへのご応募
- 中途採用エントリー
- 新卒採用エントリー
- 満足度調査
- 製品・サービスの不具合連絡
など。
1-3. フォームのカスタマイズ
テンプレートを選択すると「フォームクリエイター」と呼ばれる以下のような画面になります。
入力項目の追加/削除/編集、メインビジュアルの写真変更、スタイル(メインカラー/レイアウト/フォント)の変更、自動メール返信や通知などの設定など、フォームを細かくカスタマイズすることができます。
フォームの編集
完了画面の編集
1-4. プレビュー
フォームクリエイター右上の「プレビュー」をクリックすると、作成したフォームの見た目を確認することができます。
1-5. 保存と公開
カスタマイズが完了しプレビューに問題なければ、フォームクリエイター右上の「保存」をクリックします。
「保存」をクリックすると以下の画面となり、作成したフォームが公開されます。
「共有リンク」に表示されたURLが作成したフォームのURLです。自分のWebサイトからこのURLにリンクをはるか「共有」欄のボタンで twitter/Facebook/LINE でシェアすれば、すぐに作成したフォームを使用できます。
「iframe埋め込みフォーム」をクリックすれば、自分のWebサイトのフォームを埋め込む方法が表示されます。
上記の「1. フォーム作成開始」で「コード型で作成」をクリックすれば、外部リンクやiframeではなくHTMLベースでのフォーム作成方法が表示されます。より細かくカスタマイズしたい場合は試してみてください。
2. リアルタイムで入力内容をチェック
formrunで作成したフォームには、デフォルトでリアルタイムのバリデーション機能が実装されています。必須入力欄が空欄の場合や正しいメールアドレスが入力されていない場合など「送信」ボタンをクリックする前にエラーを表示させることができます。
3. 顧客対応を効率化
フォームから送信された内容は、formrun の管理画面に集約され、内容確認や対応をチームで行うことができます。
3-1. 3種の表示形式
「ボード」画面ではカンバン方式を採用。新規の送信結果は「未対応」列に追加され、対応状況に合わせて「対応中」列や「対応完了」列に移動させることによって、対応状況を直感的に把握することができます。各列は追加や名称変更が可能なので自分のビジネス形態に合わせて使いやすくカスタマイズすることも可能です。
「ボード」画面
各送信結果をクリックすると以下のような画面となります。この画面では問い合わせ内容の確認だけでなく、顧客へのメール送信や担当者の割り当ても可能。メモの入力やラベル付け、履歴の確認もできるため、チームで利用すれば顧客対応を効率化することができます。
カンバン方式の「ボード」画面に加え、以下のような「リスト」画面や、担当者を確認できる「チーム」画面も用意されています。
「リスト」画面
「チーム」画面
3-2. メールテンプレート
formrun では、メール中でよく使う文章をメールテンプレートとして登録し、メール送信時に使用することができます。
メールテンプレートでは、文章だけでなく件名も指定することができます。
3-3. 通知
フォームからの送信が発生した場合など以下の方法で通知を受け取ることができ、より迅速な対応が可能です。
- メール
- Webブラウザ(Chrome、Firefox)のデスクトップ通知
- Slack
- Chatwork
4. 3種のプラン
formrunには、無料の「FREE」プラン、有料の「STARTER」プラン/「PROFESSIONAL」プランが用意されています。各プランの機能差はhttps://form.run/ja/pricingで確認することができます。
まずは無料のFREEプランを使ってみて、有料プランを使用するか検討するのがよいかと思います。