本ページにはプロモーションが含まれています。

WindowsのIPアドレスを確認する方法 | CMD・設定画面・ipconfig

WindowsでIPアドレスを確認する画面

ネットワーク設定のトラブル対応やリモートデスクトップの接続先確認、プリンタの設定などでPCのIPアドレスを知りたい場面がありますよね。WindowsではコマンドプロンプトやPowerShellで一発確認する方法から、設定画面でGUIから見る方法まで複数のルートがあります。この記事では、ローカルIPアドレスとグローバルIPアドレスの違い、各確認方法の手順、そしてIPアドレスを固定する方法までまとめて解説します。

目次

  1. IPアドレスの基本
    1. ローカルIPとグローバルIPの違い
    2. IPv4とIPv6
  2. コマンドプロンプトで確認する方法
    1. ipconfigコマンド
    2. 詳細情報を取得する
  3. PowerShellで確認する方法
  4. 設定画面でGUIから確認する方法
  5. グローバルIPアドレスを確認する方法
  6. IPアドレスを固定する方法
  7. よくある質問
  8. まとめ

IPアドレスの基本

IPアドレスはネットワーク上の機器を識別する番号です。複数の種類があり、用途に応じて使い分けます。

ローカルIPとグローバルIPの違い

家庭やオフィスのネットワークには2種類のIPアドレスがあります。

  • ローカルIP(プライベートIP): 家庭内ネットワーク内で各機器に割り当てられる番号。例:192.168.x.x 10.x.x.x 172.16.x.x172.31.x.x
  • グローバルIP: インターネット上で識別されるルーターのIP。プロバイダから割り当てられる

家庭内のPC同士の通信ではローカルIPを使い、ウェブサイトへのアクセス時はルーターがグローバルIPに変換しています。リモートデスクトップを社内で使うならローカルIP、社外から使うならグローバルIPを知る必要があります。

IPv4とIPv6

IPアドレスにはバージョンが2種類あります。

  • IPv4: 32ビットで192.168.1.1のような4オクテット形式。一般的
  • IPv6: 128ビットでfe80::1のような16進数形式。次世代規格、対応端末で利用可

家庭内ネットワークでは主にIPv4を見れば十分です。IPv6が併用されている場合は両方表示されます。

コマンドプロンプトで確認する方法

最も速くて確実な方法がコマンドプロンプトです。

ipconfigコマンド

  1. スタートメニューで「cmd」と入力
  2. コマンドプロンプトをクリックして起動
  3. 以下のコマンドを実行
ipconfig
  1. IPv4 アドレス」の行にローカルIPアドレスが表示

複数のネットワークアダプタ(有線LAN・Wi-Fi・仮想アダプタ)がある場合は、それぞれのIPアドレスが順に表示されます。実際に接続中のアダプタを見分けるには「メディアの状態」が空欄か「接続中」かで判断できます。

詳細情報を取得する

サブネットマスク・デフォルトゲートウェイ・DNSサーバーなど詳細情報も欲しい場合は/allオプションを使います。

ipconfig /all

物理アドレス(MACアドレス)も含まれるので、ルーターのフィルタリング設定や、Wi-Fi接続トラブル時の切り分けに役立ちます。

PowerShellで確認する方法

PowerShellでもIPアドレスを取得できます。スクリプトで使うときはこちらが便利です。

  1. PowerShellを起動
  2. 以下のコマンドを実行
Get-NetIPAddress -AddressFamily IPv4

接続中の有効なアダプタのIPv4アドレスが表示されます。出力を絞り込みたい場合は次のように書きます。

(Get-NetIPAddress -AddressFamily IPv4 | Where-Object {$_.InterfaceAlias -like "Wi-Fi*"}).IPAddress

Wi-Fi接続のIPアドレスだけを取得できます。バッチ処理やログ収集スクリプトに組み込みやすい方法です。

設定画面でGUIから確認する方法

コマンド操作が苦手な場合は設定画面からも確認できます。

Windows 11の場合

  1. 設定を開く
  2. ネットワークとインターネットを選択
  3. Wi-Fiまたはイーサネットをクリック
  4. 接続中のネットワーク名(プロパティ)をクリック
  5. IPv4 アドレス」「IPv6 アドレス」が表示

Windows 10の場合

  1. 設定ネットワークとインターネット
  2. 状態を選択
  3. プロパティをクリック
  4. 下にスクロールして「IPv4 アドレス」を確認

GUI操作の方が分かりやすいですが、複数のアダプタを確認するならコマンドプロンプトが速いです。

グローバルIPアドレスを確認する方法

社外からのリモートアクセスやサーバー公開で必要になるグローバルIPアドレスは、外部のサイト経由で確認します。

  1. ブラウザで「確認くん」「My IP」などのサイトにアクセス
  2. または検索エンジンで「what is my IP」を検索
  3. 表示されたIPアドレスがあなたのルーターのグローバルIP

家庭用回線では多くのプロバイダがグローバルIPを動的に割り当てているため、ルーター再起動でアドレスが変わる場合があります。固定IPが必要な用途では、プロバイダの固定IPサービスを契約するか、DDNSサービス(MyDNS・No-IP等)の利用を検討してください。

IPアドレスを固定する方法

家庭内サーバーやプリンタなど、特定の機器のローカルIPを固定したい場合の手順です。

  1. 設定ネットワークとインターネットWi-Fiまたはイーサネット
  2. 接続中のネットワーク名(プロパティ)をクリック
  3. IP割り当て編集をクリック
  4. 手動に変更しIPv4をオン
  5. 以下を入力
    • IPアドレス: 例「192.168.1.100」(ルーターの範囲内)
    • サブネットマスク: 通常「255.255.255.0」または24
    • ゲートウェイ: ルーターのIP(通常「192.168.1.1」)
    • DNS: 「8.8.8.8」または「1.1.1.1」等
  6. 保存で確定

IPアドレスはルーターのDHCP範囲外(または予約範囲内)を選んでください。被ると通信できなくなります。判断が難しい場合はルーター側でMACアドレスとIPの紐付け(DHCP予約)を設定する方が安全です。

よくある質問

Q. ローカルIPとグローバルIPはどちらを使えばいいですか?

A. 用途次第です。家庭内のPC同士の接続・プリンタ設定・ファイル共有はローカルIPを使います。インターネット越しの外部アクセスはグローバルIPです。

Q. ipconfigで複数のIPが表示されます

A. 仮想ネットワークアダプタ(VPN・Hyper-V・WSL2)が動作している場合に複数表示されます。実際の物理接続を確認するには、ipconfig /allで接続状況やインターフェース名を確認してください。

Q. IPアドレスが169.254.x.xになっています

A. これはAPIPA(自動IP割り当て)アドレスで、DHCPサーバーから応答がない状態です。ルーターを再起動するか、ipconfig /releaseipconfig /renewコマンドでIPを再取得してください。

Q. グローバルIPが変わると困る場合の対策は?

A. プロバイダの固定IPオプション契約(月額数百円〜千円)か、ダイナミックDNSサービス(DDNS)の利用で対応できます。家庭用なら無料DDNSで十分なことが多いです。

Q. PCを他人と共有しているときIPアドレスを他人に教えても大丈夫ですか?

A. ローカルIPは家庭内のみで使われるため、外部の人に教えても問題ありません。グローバルIPは外部からのアクセスに使われるため、不特定多数に公開するのは避けてください。関連する話題として「Windowsリモートデスクトップの設定方法」もあわせて参考にしてみてください。

まとめ

WindowsでIPアドレスを確認するには、コマンドプロンプトのipconfigが最も速くて確実です。詳細情報が欲しい場合はipconfig /all、PowerShellならGet-NetIPAddress、GUIなら設定画面の「ネットワークとインターネット」から確認できます。家庭内通信はローカルIP(192.168.x.xなど)、インターネット越しのアクセスはグローバルIPを使う点を理解しておけば、ネットワーク設定のトラブル対応がスムーズになります。IPアドレスを固定したい場合は、ルーター側のDHCP予約と組み合わせるのが安全です。