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iPhoneの迷惑電話ブロック方法 | 標準機能と無料アプリで対策

スマートフォンに着信が表示されている画面を両手で持っている様子

知らない番号からの営業電話・国際電話の詐欺・自動音声のロボコールなど、iPhoneにかかってくる迷惑電話は年々増えています。実はiPhoneには追加アプリなしで使える標準ブロック機能が3種類あり、さらに各キャリアの無料サービスや「Whoscall」などの無料アプリを組み合わせれば、ほぼゼロにできます。本記事では、設定の手順から状況別の対策まで一通り整理します。

目次

  1. 迷惑電話の主な種類と狙い
  2. iPhone標準のブロック機能3つ
    1. 特定の番号をブロックする
    2. 不明な発信者を消音
    3. 集中モードで通知制御
  3. キャリア各社の迷惑電話対策サービス
    1. ドコモ:あんしんセキュリティ
    2. au:迷惑電話撃退サービス
    3. ソフトバンク:ナンバーブロック
    4. 楽天モバイル:着信転送
  4. 無料アプリでの対策
    1. Whoscall(フーズコール)
    2. Truecaller(トゥルーコーラー)
    3. アプリ連携の設定方法
  5. 国際電話・+1から始まる電話の対策
  6. 状況別のおすすめ対策
  7. よくあるトラブルと対処法
    1. 大事な番号までブロックされる
    2. ブロックしたのに留守電が残る
    3. 違う番号で何度もかかってくる
  8. そもそも迷惑電話を減らす予防策
  9. まとめ

迷惑電話の主な種類と狙い

対策を考える前に、どんな迷惑電話が多いかを把握しておくと選ぶ手段が見えやすくなります。

種類典型例狙い
営業電話不動産投資・光回線勧誘・墓地販売契約獲得
世論調査・アンケート自動音声で「1番を押してください」個人情報収集
国際詐欺+1・+44などの国番号からのワン切りかけ直しで高額通話料
還付金詐欺市役所・税務署を名乗る振込誘導
架空請求未払い料金がある等振込・コード支払い誘導

営業電話は個別ブロックや「不明な発信者を消音」で対処でき、国際詐欺や架空請求は知らない番号には出ない+折り返さないのが鉄則です。

iPhone標準のブロック機能3つ

iPhoneには標準で3つのブロック手段があり、追加コストなしで使えます。組み合わせるとほとんどの迷惑電話を遮断できます。

特定の番号をブロックする

すでに迷惑電話がかかってきた番号を個別にブロックする方法です。もっとも基本的で確実な手段です。

  1. 「電話」アプリを開く
  2. 下部の「履歴」タブをタップ
  3. ブロックしたい番号の右側にある「i」マークをタップ
  4. 下にスクロールして「この発信者を着信拒否」をタップ
  5. 確認ダイアログで「連絡先を着信拒否」を選択

連絡先に登録済みの番号をブロックする場合は、「連絡先」アプリから対象を開き、下までスクロールして「この発信者を着信拒否」を選択します。

ブロックした番号の一覧と解除は、「設定」→「電話」→「着信拒否した連絡先」から確認・編集できます。

不明な発信者を消音

iOS 13以降に追加された強力な機能で、連絡先・最近の発信履歴・Siriの提案にない番号からの着信を自動で消音します。鳴らずにそのまま留守電に転送されます。

  1. 「設定」を開く
  2. 「電話」をタップ
  3. 「不明な発信者を消音」をオン

これをオンにすると、知らない番号は履歴には残るが鳴らないため、見逃したくない番号は履歴を確認すればOKです。仕事で初対面の人から電話がかかってくる職種には不向きですが、それ以外の人にはほぼ最適解と言える機能です。

注意点として、宅配便の不在連絡や病院の予約確認など、連絡先に入っていない正規の電話も消音されます。重要な連絡を待っているときは一時的にオフにするか、相手の番号を事前に連絡先に追加しておくのがおすすめです。

集中モードで通知制御

iOS 15以降の「集中モード」を使うと、時間帯や場所に応じて「連絡先に登録された人からの着信だけ通す」といった細かい制御ができます。

  1. 「設定」→「集中モード」
  2. 「おやすみモード」または新規モードを作成
  3. 「人」セクションで「連絡先のみ着信を許可」を選択
  4. 必要なら「スケジュールまたはオートメーション」で自動有効化を設定

就寝中・会議中だけ知らない番号を遮断したい場合に便利です。

キャリア各社の迷惑電話対策サービス

キャリアが提供する迷惑電話対策は、キャリア網の段階で着信をブロックできるのが強みです。iPhone本体の機能と違い、データベースに登録された番号は自動で着信しなくなります。

ドコモ:あんしんセキュリティ

ドコモの「あんしんセキュリティ」(旧:あんしんスキャン)に含まれる迷惑電話対策機能で、独自データベースの危険番号をブロックします。月額220円(ahamoは無料、価格は改定の可能性あり)。

「迷惑電話ストップサービス」という別の無料サービスもあり、こちらは自分で番号を指定してブロックするタイプです。「1442」に発信して登録します。

au:迷惑電話撃退サービス

auの「迷惑電話撃退サービス」は月額110円(価格は改定の可能性あり)で、かかってきた迷惑電話を「1481」で登録するとお断りメッセージが流れる仕組みです。最大30件まで登録できます。

UQモバイルでも同等のサービスが提供されており、契約プランによって料金や仕様が異なるため、申込前にmy auまたは公式サイトで確認してください。

ソフトバンク:ナンバーブロック

ソフトバンクの「ナンバーブロック」は月額110円(価格は改定の可能性あり)で、最大20件まで番号を登録してブロックできます。設定はMy SoftBankまたは「144」発信から行います。

ワイモバイルでも類似サービスがあり、こちらは「迷惑電話ブロックサービス」という名前で月額110円程度で提供されています。

楽天モバイル:着信転送

楽天モバイルには独自の迷惑電話ブロックサービスはありませんが、「着信転送サービス」を使って迷惑電話だけ留守電に飛ばすといった工夫ができます。Rakuten Linkアプリの設定からも一部の番号ブロックが可能です。

主な対策はiPhone標準機能とアプリに頼ることになるため、後述のWhoscall等の活用がより重要になります。

無料アプリでの対策

iPhone標準機能の弱点は「初めてかかってきた迷惑電話は見抜けない」ことです。これを補うのが、世界中のユーザーが報告した迷惑番号データベースを持つアプリです。

Whoscall(フーズコール)

台湾発の老舗アプリで、日本でも人気が高い迷惑電話識別アプリです。基本機能は無料で使えます。

  • 世界20億件以上の電話番号データベース
  • かかってきた瞬間に発信者の正体(営業・詐欺・タクシー会社など)を表示
  • 知らない番号もアプリ内で検索可能
  • 有料版(プレミアム・年額3,500円程度)でオフライン識別、自動着信拒否などが利用可能

料金はApp Store側で改定されることがあるので、加入前に最新表示を確認してください。無料版でも日本国内の主要な迷惑番号はかなりカバーされており、まずは無料版で十分です。

Truecaller(トゥルーコーラー)

世界的に最大級のユーザー数を持つ発信者識別アプリです。海外(特に欧米・インド)からの電話の識別に強い傾向があります。

  • 無料版で発信者識別・スパムブロックが可能
  • 独自のスパム評価システム
  • 有料版(プレミアム・月額500円程度)で広告非表示、誰が自分を検索したか確認可能

料金は時期により変動します。海外からの電話が多い人にはWhoscallよりTruecallerが合うことがあります。

アプリ連携の設定方法

WhoscallやTruecallerをインストールしただけでは機能しません。iOSの「着信拒否と発信者識別」設定で連携をオンにする必要があります。

  1. App Storeでアプリをインストール
  2. アプリを起動し、初回設定(電話番号認証など)を完了
  3. iPhoneの「設定」→「電話」をタップ
  4. 「着信拒否と発信者識別」を選択
  5. 使いたいアプリのスイッチをオンにする

これで、かかってきた電話の上にアプリが識別した名前(「営業電話」「詐欺の疑い」など)が表示されるようになります。2つ以上のアプリを同時にオンにできるので、WhoscallとTruecallerを併用するのも有効です。

国際電話・+1から始まる電話の対策

近年急増しているのが「+1」(米国)「+44」(英国)「+675」(パプアニューギニア)などの国番号からのワン切りです。折り返しを誘導して高額な国際通話料金を発生させるのが手口です。

対策はシンプルで、心当たりのない国際電話には絶対に折り返さないこと。さらに以下の手段で着信自体を防げます。

  • キャリアの「国際電話不取扱受付サービス」を申し込む(ドコモ・au・ソフトバンクで提供、無料)
  • iPhoneの「不明な発信者を消音」をオン
  • WhoscallやTruecallerで国際スパムも識別

海外との連絡が業務でない人は、キャリアで国際電話の発着信自体を停止してしまうのが最も確実です。停止しても通常の国内通話は問題なく使えます。

状況別のおすすめ対策

使う人の環境によって最適な組み合わせが変わります。代表的なパターンを表にまとめます。

こんな人おすすめの組み合わせ
とにかく迷惑電話を全シャットアウト「不明な発信者を消音」+ Whoscall
仕事で初対面の人から電話が来るWhoscall + キャリアブロック(番号別)
営業電話だけが目障り個別ブロック + Whoscall
国際詐欺電話が多いキャリアの国際電話不取扱 + Truecaller
夜だけ静かにしたい集中モード(連絡先のみ着信許可)

多くの人にとって「不明な発信者を消音」+ Whoscall(無料版)の組み合わせが、コストゼロで効果が高い無難な選択です。

よくあるトラブルと対処法

大事な番号までブロックされる

「不明な発信者を消音」をオンにしていると、宅配便の再配達連絡・病院の予約確認・お店からの折り返しなど、連絡先に登録していない正規の電話も消音されます。対処法は3つあります。

  • 履歴を1日1回チェックする習慣をつける
  • 重要な連絡が予想されるときは一時的にオフにする
  • 事前に分かっている番号は連絡先に登録しておく

iPhoneは消音された電話も履歴と留守電にはちゃんと残るので、後から確認すれば見逃しません。

ブロックしたのに留守電が残る

これは仕様です。iPhoneでブロックした番号は呼び出し音は鳴らないが、相手側からは普通に呼び出し続けられ、結果として留守電が残ることがあります。完全に「番号が使われていない」状態にはなりません。

留守電すら残させたくない場合は、キャリア側のブロックサービス(ドコモのあんしんセキュリティ、auの迷惑電話撃退サービスなど)を利用してください。キャリア網の段階で遮断するため、留守電も残りません。

違う番号で何度もかかってくる

悪質な営業や詐欺グループは、ブロックされると別番号で何度もかけ直してくることがあります。1件ずつブロックしていくのは現実的ではないので、根本対策として以下を組み合わせてください。

  • 「不明な発信者を消音」をオンにする(番号を変えても新規はすべて消音)
  • WhoscallやTruecallerでスパム判定された番号を自動でブロック
  • キャリアのデータベース型ブロックサービスを契約

そもそも迷惑電話を減らす予防策

ブロックも大事ですが、そもそも電話番号を漏らさない・出さないのが根本的な対策です。日常で意識すべきポイントは以下の通りです。

  • 会員登録・アンケートで電話番号は極力入力しない(任意なら空欄)
  • 不動産・保険・投資系の資料請求では番号必須が多い → 専用のサブ番号(楽天モバイルやpovoの2回線目など)を使う
  • SNSプロフィールに電話番号を載せない
  • 名刺交換した相手リストの管理を徹底する(営業情報はリスト化されて他社に流れることが多い)
  • 知らない番号からのSMSのリンクを開かない(番号が活きていることが先方にバレる)

一度迷惑電話リストに載ると同業他社にも番号が流通するため、最初のリーク段階で防ぐのが何よりも効果的です。

まとめ

iPhoneの迷惑電話対策は、「不明な発信者を消音」+ Whoscall(無料版)を入れるだけで大半が片付きます。営業電話が多い職種や仕事の電話が多い人は、キャリアのブロックサービスを併用するとさらに快適になります。

国際電話の詐欺は折り返さないことが鉄則で、心配なら国際電話不取扱サービスを申し込めば完全に遮断できます。「ブロック設定 + アプリ識別 + 番号を出さない予防策」の3段構えで、迷惑電話はほぼゼロにできます。まずは追加コストゼロの標準機能とWhoscall無料版から試してみてください。