mp3, wav, wma, m4a, aac などのほとんど全ての音声/動画ファイルを他の音声ファイル形式に変換することができる、無料のオンラインコンバーターです。
変換可能な(変換後の)フォーマットは、mp3, wav, iPhone ringtone(iPhone着信音/m4r), m4a, flac, ogg, mp2, amr の8種。
Webサービスだからインストール不要ですぐ使えます。
目次
- 3ステップで簡単変換
- 対応フォーマット
- Google ドライブ, Dropbox 上のファイルも変換可能
- 動画の音声トラックをmp3,wavなどに変換可能
- 複数の音声/動画ファイルを一括変換
- 詳細設定、効果の追加
- トラック情報タグの入力/編集
- Online Audio Converter を使ってみて
1. 3ステップで簡単変換
「Online Audio Converter」は、以下の3ステップで簡単に「音声/動画ファイル」を「他の音声ファイル」に変換することができます。
1-1. 音声ファイルを開く
「ファイルを開く」, 「Google Drive」, 「Dropbox」, 「URL」のいずれかをクリックし、変換したいファイルを選択する
1-2. 変換後の音声ファイル形式を選択する
変換したい(変換後の)音声ファイル形式を選択する
音質、詳細設定、タグ情報なども設定できます。
1-3. 変換を実行する
「変換」をクリックする
変換完了後は、以下の画面となります。「ダウンロード」をクリックして、変換された音声ファイルをダウンロードしてください。
2. 対応フォーマット
2-1. 入力可能な(変換前の)フォーマット
mp3, wav, wma, m4a, aac など、300種以上の音声/動画ファイル
Online Audio Converter のサイト上には「対応していないフォーマットを見つけることは難しいだろう」と書いてあります。
2-2. 出力可能な(変換後の)フォーマット
mp3, wav, iPhone ringtone(iPhone着信音/m4r), m4a, flac, ogg, mp2, amr
3. Google ドライブ, Dropbox 上のファイルも変換可能
変換したい(変換前の)ファイルは、PC上のものだけでなく、「Googleドライブ」、「Dropbox」上にアップロードされているファイルを選択することもできます。
その他のWebサーバー上のファイルについてはURLを指定することも可能です。
変換後のファイルを「Googleドライブ」や「Dropbox」に保存することもできます。
4. 動画の音声トラックをmp3に変換可能
変換前のファイルとして動画を選択すれば、動画の音声トラックを mp3, wav などの音声ファイルに変換することができます。
5. 複数の音声/動画ファイルを一括変換
「ファイルを開く」ボタンから複数かつ異なる形式の音声/動画ファイルを追加し、一括で希望の音声ファイル形式に変換することができます。
変換後のファイルは zip 形式で圧縮されるので、ダウンロードも簡単です。
6. 詳細設定、効果の追加
「詳細設定」ボタンをクリックすると、変換後のファイルについて細かい設定を行うことができます。
「ビットレート」、「サンプル(サンプリング)レート」、「チャネル数」などの音質の設定だけでなく、フェードイン/フェードアウト効果の追加、逆再生/カラオケトラック作成なども可能です。
ビットレート
変換後の音質を指定します。
「ビットレート」は単位時間内にどれだけの情報を含むかを表します。MP3ファイルなどでし使用されるビットレートの単位「kbps」は1秒間に何キロビットの情報が含まれるか、という意味になります。
ビットレートが大きいほど含まれる情報量が多くなるため音質もよくなりますが、その分ファイルサイズも大きくなります。
Online Audio Converter では、固定ビットレート、可変ビットレートのどちらかを選択可能です。
固定ビットレートを選択するとビットレートは常に一定となります。開発元のおすすめは192kbps(mp3の場合)とのこと。
可変ビットレートの場合、ビットレートは固定ではありません。単純な部分では低いビットレート、複雑な部分では高いビットレートのように時間軸にそって自動的に調整され、ファイルサイズを抑えながらより高音質となると言われています。
可変ビットレートの場合、0〜9までの10段階で圧縮率を指定し「0」が高音質低圧縮「9」が低音質高圧縮となります。
サンプルレート
サンプルレートも音質に関するパラメータで、アナログ信号をデジタル信号に変換する際の1秒あたりの標本数。動画コマ送りのコマ数を想像するとわかりやすいかも。
フェードイン/フェードアウト
フェードイン(曲の開始部分で音量が小さい状態から通常の音量まで徐々に音量を上げる)、フェードアウト(曲の終了部分で徐々に音量を小さくする)効果を追加することができます。
高速モード
変換速度を上げ変換時間を短縮できますが、音質が低下する可能性が高くなります。
音声除去
音楽ファイルから「声」部分のみを除去し、カラオケのようなトラックを作成することができます。
リバース
逆再生の音源に変換することができます。
7. トラック情報タグの入力/編集
Online Audio Converter では、出力する音声ファイルに「曲のタイトル」、「アーティスト名」などのタグを設定することができます。タグに対応しているプレーヤーであれば、音声ファイル再生時等にこれらのタグ情報が表示されたりします。
※ タグは、mp3、ogg、flac、wav でサポートされています。
画面右側の「トラック情報の編集」ボタンをクリックすると、タグを入力/編集することができます。
編集できる項目は以下の6種類。
- タイトル(曲名)
- アーティスト
- アルバム
- 年(リリース日)
- ジャンル
- コメント
8. Online Audio Converter を使ってみて
録音したバンドのリハーサル音源をバンドメンバーに送る場合など、容量の大きなファイルは受け取れない人もいるので mp3形式に変換して送ってます。
Online Audio Converter は、Webブラウザベースのコンバーター、かつ、操作も簡単なんでささっと使えて大変重宝してます。複数ファイルを一括変換できて1つのzipファイルにまとめてくれるのも便利です。