広告ブロック機能搭載 高速Webブラウザ Brave

広告ブロック搭載 高速Webブラウザ brave
Brave

Brave は、Brave Software Inc. が提供するChromiumベースのWebブラウザです。

広告ブロック機能と高速なWebブラウジングが特徴。
Windows、macOS、Linux、iOS、Android の各OS用のプログラムが用意されており、日本語にも対応しています。


※ 本記事では、デスクトップブラウザの場合 mac版を、モバイルブラウザの場合 iOS版を使用しています。他のOS用プログラムでは機能等が異なる可能性もありますので、この点あらかじめご了承ください。

目次

他のWebブラウザより高速

Webブラウザ Brave 初期画面

デスクトップ版(mac)

Webブラウザ Brave iOS

モバイル版(iOS/iPhone)

Brave は、Webページの読み込み超高速。実際に Brave をインストールしていくつかのWebサイトを見てみましたが、普段使ってるChromeよりかなり速く感じました。

公式サイトによれば、Brave は他のデスクトップブラウザに比べて2倍モバイルブラウザでは最大8倍高速とのこと。

広告ブロック機能を有効にしている場合、広告を読み込まない分表示が速いのは予測してましたが、広告ブロック機能を無効にしても(広告が読み込まれたとしても)Chrome より速かったです。広告をブロックすれば、スマホの通信量の軽減にもなります。


Web閲覧速度 比較動画

Vimeo では Chrome、Firefox とのWeb閲覧速度の比較動画が掲載されています。Brave がどれくらい高速か、ぜひでチェックしてみてください。


Webページ読込秒数 表示

Brave 上部にはサイト名サイトタイトルが表示される欄があります。

アドレスバー : サイト名/Title 表示

デスクトップ版の場合、この欄にマウスカーソルをのせるとURLが表示されますが、URL右側には「表示中のページ読み込みにかかった秒数」も表示されます。

アドレスバー : URL/読込秒数 表示

強力なセキュリティ

強力なセキュリティ機能を搭載している点も Brave の大きな特徴の一つです。

画面右上のライオンアイコンをクリックすると以下のパネルが表示され、セキュリティに関する情報や設定にアクセスすることができます。

セキュリティパネル

画面上部には、ブロックした広告/スクリプト/フィンガープリンティングやHTTPSヘの変換の数が表示され、Brave がどのように機能しているかを確認することができます。画面下部ではセキュリティ機能に関する設定を変更可能。各機能のオン/オフを切り替えます。

広告のコントロール

広告ブロックのオン/オフを切り替えます。初期設定で有効になっています。

広告ブロックを有効にするとWebページ上に配置された Google AdSense や YouTUbeの広告などが非表示になります。コンテンツに集中できるだけでなく、ページの閲覧速度も上がり通信量軽減にもつながります。

広告ブロック設定

Cookie のコントロール

Cookieブロックのオン/オフを切り替えます。初期設定で有効になっています。

Cookieは閲覧したWebページの情報を一時的にWebブラウザに保存する仕組み。Cookieによって、ログイン状態が保持されたり、ショッピングカートに商品が入ったままになったりと便利な反面、自身で入力した内容や閲覧履歴などプライベートな情報が盗まれる可能性もあります。

Cookieブロック設定

フィンガープリンティングの保護

フィンガープリンティング ブロックのオン/オフを切り替えます。初期設定で有効になっています。

「フィンガープリンティング」は Cookieに変わるトラッキング技術です。

フィンガープリンティング ブロック設定

HTTPS Everywhere

SSL暗号化通信に対応していない(URLの戦闘がHTTPの)Webサイトを、自動的に安全なHTTPSでの通信に変換します。初期設定で有効になっています。

フィッシング、マルウェアをブロック

個人情報を不正に取得するフィッシングとウイルスなどの悪意のあるプログラムマルウェアのブロックするかどうかを切り替えます。初期設定で有効になっています。

スクリプトをブロック

デフォルトで無効になっています。スクリプトのブロックを有効にすると JavaScriptを使用しているサイトは正常に動作しなくなるため、基本的には有効にしない方がよいでしょう。

詳細設定

詳細設定をクリックすると以下のように画面がコンパクトになります。

セキュリティ簡易表示

モバイル版(iPhone)の画面

上記のスクリーンショットはデスクトップ版(mac)の画面。モバイル版(iPhone)は↓こんな画面になります。

スマホ(iPhone)セキュリティパネル

拡張機能とプラグイン

Brave では拡張機能(Extension)プラグインによって自分の好きな機能を追加することができます。


拡張機能(Extension)

とはいえ、BraveはChromeと同じChromiumベースのWebブラウザですが、まだChromeのように多数の拡張機能が用意されているわけではありません。2018年9月現在、使える拡張機能は以下の9種のみ。「設定」画面の「拡張機能」メニューから有効/無効を切り替えることができます。(追加や削除はできません。)

Brave では、将来的には全てのChrome Extension に対応する計画があるとのことですので、今後に期待したいと思います。

拡張機能のオン/オフ

対応済みの拡張機能

  • 1Password:パスワードマネージャー
  • Bitwarden:パスワードマネージャー
  • Dashlane:パスワードマネージャー
  • LastPass:パスワードマネージャー
  • Honey:ネットショッピングで自動的にクーポンを適用
  • MetaMask:イーサリアムウォレット
  • PDF Viewer:PDFファイルを表示
  • Pocket:あとで読む
  • WebTorrent:Torrentクライアント

プラグイン

拡張機能とは別に、「設定」画面の「プラグイン」メニューでは、Adobe Flash と Google Widevine(DRMで制御されたコンテンツの再生)の有効/無効を切り替えることができます。これらのプラグインはどちらもデフォルトで無効になっています。

プラグインのオン/オフ

インストールと初期設定

Brave の インストールと初期設定について紹介します。


ダウンロード&インストール

Braveをダウンロード

https://brave.com

上記のURLの「今すぐダウンロード」ボタンをクリックすると、インストールファイルのダウンロードが開始されます。ダウンロードしたファイルを実行し、Brave をインストールしてください。(iOSの場合は App Store、Android の場合は Google Play からのインストールとなります。)

インストール直後のmac版の画面は↓こんな感じ。

インストール直後

新規のタブを開くと以下のような画面となりました。きれいですね。(タブを開くたびに写真が変わります。)

新規タブ画面にはブロックした広告数などの情報や現在時刻が表示されており、よく見るWebサイトをブックマークしたりもできるようです。

新規タブ

iOS(iPhone)版の起動画面は↓こんな感じ。デスクトップ版に比べてすっきりしてますね。

Webブラウザ Brave iOS


デフォルトブラウザの設定

上記のスクリーンショットにも掲載されていましたが mac版を初めて起動した際、以下のようなダイアログが表示されました。

Brave を規定のWebブラウザに設定するかどうかの確認ダイアログです。規定のブラウザにしたい場合、オレンジの「Use Brave」を、 しない場合は「Not Now」をクリックしてください。今後このダイアログを表示させたくない場合、「Always check on startup」をオフにしてから「Not Now」をクリックしてください。

デフォルトブラウザの設定

規定のブラウザは後からでも設定可能なので、ひとまずこのダイアログは閉じちゃっても問題ありません。

※ iOS版は規定のブラウザを変更できないためこの画面も表示されませんでした。(他のOSはチェックしてません。)


日本語化

上記のスクリーンショットのように、インストール直後の Brave はユーザーインターフェイスの言語が英語でした。mac では以下の手順で日本語に変更できました。

※ iOS版は最初から日本語でした。


Brave 右上のハンバーガー(ライオンアイコン右の横棒3本)アイコンをクリック。表示されたメニュー内のPreferencesを選択。

メニュー

Preferences画面が表示されたら画面左側のメニューのAdvancedをクリック。Language欄でJapanese(Japan)を選択します。

設定

Brave を再起動すると画面上の文字が日本語になりました。

設定


ブラウザデータのインポート

mac版ではこれまで使っていた他のWebブラウザの閲覧履歴ブックマークCookieパスワードを、Brave にインポートすることができます。

※ 2018年09月現在、iOS版では他のWebブラウザからのインポートには対応していないようでした。


  1. Brave 右上のハンバーガー(ライオンアイコン右の横棒3本)アイコンをクリック。表示されたメニュー内の設定を選択。
    メニュー > 設定
  2. 画面左側のメニューの一般をクリック後「ブラウザーデータをインポート」欄の「今すぐインポート」ボタンをクリック。
    設定 > 一般 > ブラウザデータをインポート
  3. インポート元のブラウザ、インポートする情報を選択後、「インポート」ボタンをクリックしてください。
    インポート設定

複数デバイス間でデータを同期

Brave では、複数のPC間でブックマークや閲覧履歴などのデータを同期することができます。

※ iOS/Android端末との同期はまだできない模様(2018年09月現在)。


  1. 「設定」画面の「同期」タブをクリック後「同期をセットアップ」ボタンをクリックします。
    同期をセットアップ
  2. デバイス名を入力後「同期をセットアップ」をクリックします。
    デバイス名を入力
  3. 以下の画面が表示されたら「新しいデバイスを同期」ボタンをクリックします。
    新しいデバイスを同期
  4. 「シークレットコードを表示」ボタンをクリックし、表示されたコードをメモします。
    シークレットコードを表示
  5. 同期したいパソコン上の Brave で「設定」画面を開き、「同期」タブで「同期コードを入力」ボタンをクリックします。
    同期コードを入力
  6. メモしたコードとデバイス名を入力し、「同期をセットアップ」ボタンをクリックします。
    同期コードを入力
  7. 「デバイス」欄に追加したデバイスが表示されました。同期するデータの選択などもこの画面で設定できます。
    同期完了

Brave を使ってみて

実際に Brave を使ってみるとPCでもスマホでも他のWebブラウザよりかなり速く感じました。

スマホ(iPhone)ではメインのWebブラウザを Brave に変更。かなり快適です。PCでは Chrome を使ってましたが、現状 Brave では対応している拡張機能が少ないので乗り換えを断念。今後に期待します。