「送信しようとしたら「!」マークが出た」「相手が Android なのに青いまま送れない」「SMS は届くのに画像だけ送れない」――iPhoneのメッセージ送信トラブルは、iMessage(青いメッセージ)とSMS/MMS(緑のメッセージ)で原因がまったく異なります。この違いを最初に把握しておかないと、間違った設定を触り続けることになります。本記事では、まず青か緑かで症状を切り分けてから、ネットワーク・iMessage設定・SMS/キャリア設定・iOS設定リセットの順に最速で原因を絞り込む方法を、iOS 16/17/18対応の手順で解説します。
目次
- まず整理:iMessage(青)とSMS/MMS(緑)の違い
- まず切り分け:症状のパターンと早見表
- ネットワーク接続の確認
- iMessageの状態を確認・再アクティベート
- SMS/MMS固有のチェック
- 特定の相手にだけ送れない
- iOSの設定リセット
- iCloudとメッセージの同期設定
- iOSアップデートと再起動
- キャリア固有のトラブル
- サードパーティアプリ(LINE・X DM・WhatsApp)
- まとめ:試す順序チェックリスト
まず整理:iMessage(青)とSMS/MMS(緑)の違い
iMessageとは何か
iMessageはAppleが提供するインターネット経由のメッセージングサービスです。iPhone・iPad・Mac などのAppleデバイス間でのみ動作し、Wi-FiまたはモバイルデータがあればキャリアのSMSを使わずに無料で送受信できます。メッセージの吹き出しは青色で表示されます。
- 通信経路:インターネット(Wi-Fi or モバイルデータ)
- 対応相手:Apple製デバイスのみ
- 料金:追加料金なし(データ通信料のみ)
- 特徴:既読確認・高画質画像・動画・ステッカーなどが使える
- 必要な設定:Apple IDと「設定 → メッセージ → iMessage」がオン
SMS/MMSとは何か
SMS(Short Message Service)とMMS(Multimedia Messaging Service)は、携帯電話のキャリア回線を使った従来のメッセージサービスです。メッセージの吹き出しは緑色で表示されます。
- 通信経路:キャリア回線(音声通話と同じ電波)
- 対応相手:Android含む全ての携帯電話
- 料金:キャリアの契約内容による(国際SMSは別途有料なことが多い)
- SMS:テキストのみ・全角70文字または半角160文字が1通
- MMS:画像・動画・音声の添付が可能
青と緑で原因がまるで違う
送信できないトラブルの原因は、メッセージの色によって根本的に異なります。
- 青(iMessage)が送れない → Apple IDの認証問題・インターネット接続の問題・iMessageのアクティベーション失敗が原因になることが多い
- 緑(SMS)が送れない → キャリアの回線問題・SIMの契約内容・ローミング設定・SMS未加入プランが原因になることが多い
- 両方送れない → 機内モード・SIMの問題・iPhoneの大きな不具合が疑われる
まずメッセージの色を確認して、どちらの問題かを特定することが解決への最短ルートです。
まず切り分け:症状のパターンと早見表
全く送れない(青も緑も)
iMessageもSMSも両方送れない場合は、機内モードがオンになっているか、SIMカードに根本的な問題がある可能性があります。まず画面上部のステータスバーを確認してください。機内モードのアイコン(飛行機マーク)が表示されていたら、コントロールセンターから解除します。SIMが認識されていない場合は、iPhoneを再起動してSIMを抜き差しする手順を試します。
青(iMessage)だけ送れない
緑のSMSは送れるのにiMessageだけ失敗する場合は、Apple IDの認証かiMessageの設定に問題があります。後述の「iMessageの状態を確認・再アクティベート」の手順を試してください。
緑(SMS/MMS)だけ送れない
iMessageは送れるのにSMSだけ失敗する場合は、キャリア回線の問題です。格安SIM(MVNO)の音声通話なしプランはSMSが使えない場合があります。また、iMessageのフォールバック設定が無効になっている可能性もあります。後述の「SMS/MMS固有のチェック」を参照してください。
特定の相手だけ送れない
特定の相手にだけ送れない場合は、相手側のブロック設定・番号変更・Androidへの機種変更などが考えられます。「特定の相手にだけ送れない」の項目を確認してください。
画像・動画(MMS)だけ送れない
テキストSMSは送れるのに画像や動画(MMS)だけ失敗する場合は、MMSの設定が無効になっているか、モバイルデータ通信がオフになっている可能性があります。MMSはWi-Fiだけでは送れず、モバイルデータが必要です。
「!」マークが出る
送信したメッセージの横に赤い「!」マークが表示される場合は、送信が失敗したことを意味します。「!」をタップすると「SMSとして送信」というオプションが表示されることがあります。これは、iMessageでの送信が失敗し、SMSへの切り替えが提案されている状態です。
「アクティベート中」のまま
「設定 → メッセージ」を開くと「iMessageをアクティベート中...」という表示が出てそこから進まない場合は、iMessageのサーバーへの接続が失敗しています。通常は24時間以内に解決しますが、長時間続く場合は後述の手順でiMessageをオフ→オンし直すことで解消することがあります。
症状別の早見表
| 症状 | 疑われる原因 | 確認場所 |
|---|---|---|
| 青も緑も送れない | 機内モード・SIM障害・iPhone不具合 | ステータスバー・SIM再挿入 |
| 青(iMessage)だけ送れない | Apple ID認証・iMessage設定・インターネット接続 | 設定 → メッセージ → iMessage |
| 緑(SMS)だけ送れない | キャリア回線・SIM契約・フォールバック設定 | 設定 → メッセージ → SMSで送信 |
| 特定の相手だけ送れない | ブロック・番号変更・MNP・Android切替 | 設定 → メッセージ → ブロック |
| 画像/動画(MMS)だけ送れない | MMS設定・モバイルデータ通信オフ | 設定 → メッセージ → MMS |
| 「!」マークが出る | iMessage送信失敗・接続不良 | 「!」タップ → SMSとして送信 |
| 「アクティベート中」が続く | iMessageサーバー接続失敗・SIM認識 | iMessageトグルをオフ→オン |
ネットワーク接続の確認
Wi-Fi / モバイルデータ通信を確認
メッセージが送れない時、最初に確認するのはネットワーク接続です。Safariなど別のアプリでウェブサイトが開けるか試してください。開けない場合は通信そのものに問題があります。
- Wi-Fi接続の確認:「設定 → Wi-Fi」を開き、Wi-Fiがオンで、目的のネットワークに接続されているか確認します。Wi-Fiマークが出ていても「インターネット接続なし」と表示される場合は、ルーターの再起動を試してください
- モバイルデータ通信の確認:「設定 → モバイル通信」を開き、モバイルデータ通信がオンになっているか確認します。またメッセージアプリのモバイルデータ通信が許可されているかも確認してください
iPhoneのWi-Fi接続トラブルについてはこちらも参考にしてください:iPhoneがWi-Fiに繋がらない時の対処法
機内モードON→OFFで通信をリセット
通信状態が不安定な時は、機内モードを一時的にオンにしてからオフに戻すだけで改善することがあります。
- コントロールセンターを開く(画面右上から下にスワイプ)
- 飛行機アイコンをタップして機内モードをオンにする
- 10秒ほど待つ
- 再度飛行機アイコンをタップしてオフにする
Wi-FiとモバイルデータがリセットされてiPhoneが通信を再確立します。外出先でメッセージが突然送れなくなった時にまず試せる手軽な方法です。
iMessageとSMSで必要な接続が違う
iMessageとSMSはまったく別の通信経路を使います。この違いを理解しておくと原因を絞り込みやすくなります。
- iMessage:Wi-FiまたはモバイルデータがあればSIMなしでも送受信できます。逆に言えば、インターネット接続がない状態では送れません。機内モードでWi-Fiだけオンにしていれば、iMessageは使えます
- SMS/MMS:キャリアの通話回線が必要です。Wi-Fiだけの環境(自宅のルーターにしか繋がっていない状態・Wi-Fi calllingが無効な状態)ではSMSは送れません。また、MMSはキャリアによってはモバイルデータ通信も必要です
iMessageの状態を確認・再アクティベート
iMessageトグルをオフ→オン
iMessageが送れない時、最も効果的な対処法の一つがiMessageのトグルをオフにしてから数分後にオンに戻すことです。これによりiMessageの認証とサーバーへの再接続が行われます。
- 「設定」アプリを開く
- 「メッセージ」をタップ
- 「iMessage」のスイッチをオフにする
- 1〜2分ほど待つ(すぐにオンにすると効果が薄いことがある)
- 再度「iMessage」をオンにする
- 「iMessageをアクティベート中...」と表示され、数十秒〜数分でアクティベートが完了する
アクティベートにはインターネット接続とApple IDが必要です。Wi-Fiまたはモバイルデータが繋がっている状態で行ってください。
「送受信」の電話番号・Apple IDを確認
iMessageはApple IDの電話番号・メールアドレスに紐づいています。設定が正しくないと特定の相手からのメッセージが届かない、または送れない状態になります。
- 「設定」→「メッセージ」をタップ
- 「送受信」をタップ
- 「新しい会話の開始に使用」と「iMessageに登録しているApple ID」を確認する
- 自分の電話番号とApple IDのメールアドレスの両方にチェックが入っているか確認する
電話番号が表示されていない場合は、iMessageのアクティベートが完了していない可能性があります。iMessageをオフ→オンで再アクティベートしてください。
Apple IDを再サインイン
Apple IDのセッションが切れていたり、パスワード変更後に再認証が必要な場合は、一度サインアウトして再サインインします。
- 「設定」アプリを開く
- 一番上の自分の名前(Apple ID)をタップ
- 一番下の「サインアウト」をタップ(iPhoneのデータはそのまま残ります)
- 数分待ってから「設定」→「サインイン」で再ログイン
- 「設定」→「メッセージ」でiMessageがオンになっているか確認し、必要であれば再アクティベート
サインアウトするとiCloud DriveやiCloudフォトへのアクセスも一時的に切れます。再サインイン後は自動的に同期が再開されます。
SMS/MMS固有のチェック
「SMSで送信」フォールバックの確認
iMessageが失敗した時に自動的にSMSに切り替える「SMSで送信」機能が無効になっている場合、iMessageが送れないとメッセージ自体が送れなくなります。また、この機能を有効にしておけば、iMessage圏外の相手にもSMSとして届けることができます。
- 「設定」→「メッセージ」を開く
- 「SMSで送信」がオンになっているか確認する
- オフの場合はオンにする
なお、SMSで送信されると通常料金が発生します。格安SIMの一部プランではSMSが有料のため、意図せずSMS送信されないよう、契約内容を確認した上で設定してください。
キャリアのSMSサービスが契約に含まれているか
緑のSMSが送れない場合、SIMカードの契約プランにSMSが含まれていない可能性があります。特に確認が必要なのは以下のケースです。
- 格安SIM(MVNO)のデータ専用プラン:IIJmio・楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT の一部設定)・DMMモバイルなど、音声通話オプションなしのデータ専用プランではSMSが送受信できない場合があります
- Wi-Fi専用タブレットに入れたSIM:SMS非対応の場合があります
- eSIMの設定:デュアルSIM環境で、SMSに使うSIMの設定が正しくない場合があります
「設定 → メッセージ」を開いて「SMS/MMSを送信」の項目が表示されているか確認してください。表示されていない場合はキャリアに確認が必要です。
国際SMSの有効化(海外の相手)
海外の電話番号に送る場合は、国際SMSが有効になっている必要があります。
- 番号の入力形式:国際SMS送信時は「+81(日本の国番号)」の代わりに相手国の国番号を先頭に付けた形式で入力します。例えばアメリカなら「+1-XXX-XXX-XXXX」
- キャリアの国際SMSオプション:大手キャリア(au/docomo/SoftBank)の場合、国際SMSは標準で使えますが、格安SIMでは別途オプション加入が必要な場合があります
- iMessageの方が確実:相手がiPhoneなら、iMessageなら国際料金不要でインターネット経由で送れます
MMS固有の設定確認
画像や動画(MMS)だけ送れない場合は、MMS専用の設定を確認します。
- 「設定」→「メッセージ」を開く
- 「MMSメッセージング」がオンになっているか確認する
- 「MMSメールアドレス」に自分のメールアドレスが設定されているか確認する(MMS受信に使われる)
また、MMSはモバイルデータ通信が必要です。Wi-Fiのみの環境ではMMSが送れません。「設定 → モバイル通信」でモバイルデータ通信がオンになっているか確認してください。
特定の相手にだけ送れない
ブロック設定を確認
特定の相手にだけ送れない場合、自分が相手をブロックしているか、逆に相手にブロックされている可能性があります。
自分のブロック設定を確認する:
- 「設定」→「メッセージ」をタップ
- 「ブロック」をタップ
- ブロックリストに対象の相手が入っていないか確認する
- 入っていればタップして「ブロックを解除」をタップ
相手にブロックされているかの確認(間接的な方法):相手にブロックされている場合、iMessageを送っても「配信済み」の表示が出ません。SMSを送っても返信が来ない状態が続く場合、ブロックされている可能性があります。ただし直接確認する方法はないため、別の手段(電話など)で相手に連絡することを検討してください。
相手の番号変更・MNP直後の問題
相手がキャリア変更(MNP)や機種変更をした直後に送れなくなる場合があります。
- MNP(番号ポータビリティ)直後:相手が別のキャリアに移ったばかりの場合、iMessageのアカウントが新しいSIMで再アクティベートされるまで数時間かかることがあります。その間はiMessageが使えず、緑のSMSなら届きます
- 相手がAndroidに機種変更した場合:Androidは iMessage非対応のため、以前は青だった会話が自動的に緑(SMS)に切り替わります。切り替わらない場合は、iPhoneのメッセージアプリで相手との会話を開き、iMessageの表示がないことを確認してから送信してください
- 旧iPhoneの番号がiMessageに残っている:相手が以前iPhoneを使っていた場合、その番号がAppleのiMessageサーバーに残っていることがあります。相手にAppleのサポートページ(appleid.apple.com)でiMessageの登録を解除してもらう必要があります
相手がAndroidなのにiMessageで送ろうとしている
相手がAndroidユーザーなのにiMessageで送ろうとすると、iMessageは動作しません。このケースでは自動的に緑(SMS)に切り替わるはずですが、切り替わらない場合は「設定 → メッセージ → SMSで送信」がオンになっているか確認してください。
iOSの設定リセット
ネットワーク設定をリセット
ここまでの手順で解決しない場合は、「ネットワーク設定のリセット」を試します。保存されたWi-Fiのパスワード・VPN設定・モバイル通信設定がすべて初期化されますが、写真・連絡先・アプリなどのデータは消えません。
- 「設定」→「一般」をタップ
- 「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
- 「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」をタップ
- パスコードを入力して確認
リセット後は保存されたWi-Fiパスワードがすべて消えるため、自宅・職場のWi-Fiパスワードを事前にメモしておいてください。リセット後にiPhoneが再起動し、通信設定が初期化されます。
すべての設定をリセット
ネットワーク設定のリセットでも改善しない場合は、「すべての設定をリセット」を試します。データ(写真・アプリ・連絡先など)は消えませんが、壁紙・通知設定・プライバシー設定・キーボード設定など、iPhoneのすべてのカスタマイズが初期値に戻ります。
- 「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
- 「リセット」→「すべての設定をリセット」をタップ
- パスコードを入力して確認
iCloudとメッセージの同期設定
「iCloudのメッセージ」を確認
iPhoneは「iCloudのメッセージ」機能を使うことで、複数のAppleデバイス間でメッセージ履歴を同期できます。この機能が途中でオフになったり、iCloudの同期が止まったりすると、メッセージの表示や送信に不具合が起きることがあります。
- 「設定」アプリを開く
- 上部の自分の名前(Apple ID)をタップ
- 「iCloud」をタップ
- 「iCloudを使用しているアプリ」から「メッセージ」を確認し、オンになっているか確認する
同期エラーで送信履歴が消えるケース
iCloudのメッセージ同期が途中でエラーになると、「送信済み」と思っていたメッセージが実際には届いていないケースがあります。またiCloudストレージが満杯の場合、メッセージの同期そのものが停止することがあります。
- iCloudの残容量を確認:「設定 → Apple ID → iCloud」でストレージの残容量を確認してください。満杯に近い場合は不要なデータを削除するか、有料プランへのアップグレードを検討してください
- 同期エラーの通知を確認:設定画面の上部に「iCloudストレージが残りわずかです」「このiPhoneを更新できません」などの通知が出ていないか確認してください
- iCloudのメッセージをオフ→オン:上記の手順でiCloudのメッセージをオフにして数秒後にオンにすると、同期が再開されることがあります
iOSアップデートと再起動
最新iOSに更新する
iOSの特定バージョンにiMessageやSMSに関するバグが含まれていることがあります。特に大型アップデート(iOS 17.x → iOS 18.x)直後は不具合が報告されるケースがあり、その後のマイナーアップデート(iOS 18.1 → 18.2など)で修正されます。
- 「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」を開く
- 最新バージョンが表示されていたら「ダウンロードとインストール」をタップ
- アップデート後に再起動し、メッセージの送信を再確認する
iOSアップデートには十分な充電残量(20%以上推奨)とWi-Fi接続が必要です。
再起動・強制再起動
iOSの一時的なバグや通信スタックの問題は再起動で解消することが多いです。通常の再起動で改善しない場合は強制再起動も試してみてください。
通常の再起動:
- iPhone X以降(Face ID搭載機):サイドボタンと音量ボタン(上または下)を同時に長押し→「スライドで電源オフ」が表示されたらスライド→電源オフ後にサイドボタン長押しで起動
- iPhone SE(第2世代以降)/ iPhone 8以前(ホームボタン搭載機):サイドボタン(または上部ボタン)を長押し→「スライドで電源オフ」が表示されたらスライド→再起動
強制再起動(フリーズしている場合):
- iPhone 8以降:音量を上げるボタンを素早く押して離す→音量を下げるボタンを素早く押して離す→サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押し
- iPhone 7:音量を下げるボタンとサイドボタンを同時にAppleロゴが表示されるまで長押し
キャリア固有のトラブル
通信障害の確認
大手キャリア(au / docomo / SoftBank / Rakuten Mobile)が通信障害を起こしている場合、SMS/MMSは一切送受信できなくなります。過去には2022年のKDDI(au)大規模障害など、社会的問題になるレベルの通信障害が発生したこともあります。
- 自分だけでなく家族や知人も同じキャリアで送受信できない場合は障害の可能性が高い
- 各キャリアの障害情報は公式サイトの「お知らせ」または「ネットワーク障害情報」ページで確認できる
- X(旧Twitter)で「キャリア名 + 障害」「キャリア名 + 繋がらない」で検索すると最新情報を早く把握できる
障害中は復旧を待つしかありませんが、iMessageやLINEなどインターネット経由のメッセージアプリは別の回線で動作するため、Wi-Fiがあれば代替手段として使えます。
eSIM切り替え直後のSMS不通
物理SIMからeSIMへ切り替えた直後、またはeSIMを使い始めた直後は、SMS/MMSが一時的に使えないことがあります。
- eSIMのアクティベーションが完了しているか確認する(「設定 → モバイル通信」でeSIMが「オン」になっているか)
- デュアルSIM(物理SIM + eSIM)の場合、「設定 → メッセージ → iMessageをに使用するSIM」と「設定 → メッセージ → SMS/MMSに使用するSIM」の設定が意図した SIMになっているか確認する
- 切り替え後は iPhoneを再起動してキャリアの設定を再読み込みさせると改善することが多い
海外ローミング設定
海外渡航中または海外のSIMを使っている場合は、ローミング設定を確認してください。
- 「設定」→「モバイル通信」を開く
- 「通話ローミング」と「データローミング」がオンになっているか確認する(SMS送信には通話ローミングが必要)
- キャリアの国際ローミングプランに加入しているか確認する
なお、海外でもWi-FiがあればiMessageは追加料金なしで使えます。ローミング料金を節約したい場合はiMessageかLINEなどのインターネットメッセージアプリの活用をおすすめします。
サードパーティアプリ(LINE・X DM・WhatsApp)
アプリの通信権限を確認
LINE・X(旧Twitter)DM・WhatsApp・Instagramなどのサードパーティメッセージアプリが送信できない場合、アプリのモバイルデータ通信権限が無効になっているケースがあります。
- 「設定」アプリを開く
- 画面を下にスクロールして該当アプリ(LINE・Xなど)をタップ
- 「モバイルデータ通信」がオンになっているか確認する
Wi-Fi環境でしか使っていない場合でも、一部のアプリはモバイルデータ通信の権限が「オフ」になっていると、データ処理の関係でWi-Fi接続時にも送信に失敗することがあります。
また、アプリのバックグラウンド更新が無効になっていると、アプリを閉じている間にメッセージを受信できないことがあります。「設定 → 一般 → バックグラウンドAppの更新」で対象アプリがオンになっているか確認してください。
通知・送信設定の確認
サードパーティアプリ固有の確認事項として以下を試してください。
- アプリを完全終了して再起動:アプリスイッチャーからアプリを上スワイプして終了→再起動することで一時的な不具合が解消することが多い
- アプリのキャッシュクリアまたは再インストール:LINEなどは「設定 → キャッシュデータを削除」の機能が内蔵されている。それでも直らなければアプリを削除して再インストールする(LINEはアカウントのバックアップを取ってから行うこと)
- アプリの通知権限を確認:「設定 → 通知 → 対象アプリ」で通知が「許可」になっているか確認する。通知がオフになっていると返信が来てもわからない
- アプリのアップデート:App Storeでアプリの更新があれば適用する。既知のバグが修正されている場合がある
まとめ:試す順序チェックリスト
iPhoneでメッセージが送信できない時は、以下の順番で確認するのが最も効率的です。まずメッセージの色(青か緑か)で原因を絞り込み、それに合った手順を試してください。
- 青も緑も送れない → 機内モードを確認・オフに、iPhoneを再起動、SIMを抜き差し
- ネットワーク確認 → Wi-Fiまたはモバイルデータがオンで接続されているか。Safariでウェブサイトが開けるか確認
- 機内モードON→OFFで通信リセット → 出先での一時的なトラブルに効果的
- 青(iMessage)が送れない → 「設定 → メッセージ → iMessage」をオフ→数分後にオン、「送受信」の設定確認、Apple IDを再サインイン
- 緑(SMS)が送れない → 「設定 → メッセージ → SMSで送信」がオンか確認、キャリアのSMS契約を確認
- 画像・動画(MMS)だけ送れない → モバイルデータ通信をオン、「設定 → メッセージ → MMSメッセージング」がオンか確認
- 特定の相手にだけ送れない → ブロック設定を確認、相手のMNP・機種変更を確認
- 「アクティベート中」が続く → iMessageをオフ→オン、Apple IDを再サインイン
- ネットワーク設定をリセット → Wi-Fiパスワードが消えることに注意。それでも直らなければ「すべての設定をリセット」
- iOSを最新にアップデート → 「設定 → 一般 → ソフトウェア・アップデート」で確認
- LINE等サードパーティアプリが送れない → モバイルデータ通信の権限を確認、アプリを再起動・再インストール
iOSアップデート後から急に送れなくなった場合は、まずiPhoneを再起動して、iMessageをオフ→オン(再アクティベート)するだけで解決することがほとんどです。キャリアのSMSが送れない場合はキャリアのサポートに問い合わせるのが最短です。
iPhone全般のトラブル対処については iPhoneのトラブル対処法まとめ、メールが届かない場合は iPhoneでメールが届かない時の対処法 もあわせてご覧ください。

