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iPhoneでWi-Fiパスワードを確認する方法 | iCloudキーチェーンと共有機能

iPhoneコントロールセンターのWi-Fiアイコン

「あのWi-Fiのパスワード、何だったっけ?」と悩んだことはありませんか?iOS 16以降のiPhoneなら、設定アプリから直接パスワードを表示できます。iOS 15以前でも、iCloudキーチェーンやMacを使う回避策があります。また、近くにいるAppleデバイスのユーザーへパスワードなしで接続を共有する機能も便利です。本記事では、iOSバージョン別の確認手順・他デバイスとの共有方法・AndroidやWindowsへの教え方・Macからの確認方法・ルーターのパスワードを調べる方法まで、網羅的に解説します。

目次

  1. iPhoneでWi-Fiパスワードを確認する3つの方法
    1. iOS 16以降:設定から直接表示
    2. iCloudキーチェーン経由でMacから確認
    3. Apple端末への共有機能
    4. iOSバージョン別対応早見表
  2. iOS 16以降:設定画面から直接パスワードを確認する手順
    1. 操作手順(Face ID / Touch ID認証)
    2. 確認時の注意点
  3. iOS 15以前:直接確認できない場合の対処法
    1. iOS 15以前でパスワードが非表示な理由
    2. iCloudキーチェーンでMacから確認する
    3. 他のApple端末への共有を使う
  4. Wi-Fiパスワードを他のApple端末と共有する方法
    1. iPhone・iPad・Mac同士で共有する手順
    2. 共有が成功する条件
  5. Android・Windowsにパスワードを教える方法
    1. QRコードを生成して読み取ってもらう
    2. パスワードを直接確認して伝える
  6. iCloudキーチェーンでMacからWi-Fiパスワードを確認する方法
    1. キーチェーンアクセスを使う手順
    2. macOS Ventura以降:システム設定から確認
  7. 過去に接続したWi-Fiのパスワードを確認する
    1. 既知のネットワーク一覧を確認する
    2. 「設定→Wi-Fi→編集」から過去の接続を確認
  8. 確認できない時のトラブルシューティング
    1. Face IDが通らない・パスワード表示ボタンが出ない
    2. iCloudキーチェーンが同期されていない
    3. iOSが古くてアップデートできない
  9. ルーターのパスワードを調べる方法
    1. 本体のラベルを確認する
    2. ルーター管理画面からコピーする
    3. プロバイダの初期設定を調べる
  10. セキュリティの注意:パスワードを安全に扱うために
  11. よくある質問
  12. まとめ:方法別の最短ルート

iPhoneでWi-Fiパスワードを確認する3つの方法

iPhoneに保存されているWi-Fiパスワードを確認するには、主に3つの方法があります。どれが使えるかはiOSのバージョンiCloudキーチェーンの設定状況によって変わります。

iOS 16以降:設定から直接表示

iOS 16からAppleはWi-Fiパスワードを設定アプリ内で直接表示できる機能を追加しました。接続中のネットワークだけでなく、過去に接続したことのある保存済みネットワークのパスワードも確認できます。Face IDまたはパスコードで本人認証が必要です。

iCloudキーチェーン経由でMacから確認

iPhoneでiCloudキーチェーンが有効になっていれば、同じApple IDでサインインしているMacの「キーチェーンアクセス」アプリからWi-Fiパスワードを参照できます。iOS 15以前の端末でも有効な手段です。

Apple端末への共有機能

パスワードを文字で伝えなくても、近くにあるiPhone・iPad・MacをWi-Fiに接続させるとき、接続要求の通知が自動で届き「共有」ボタンをタップするだけで接続できます。パスワードの文字列を確認する必要がないため、最も手軽な方法です。

iOSバージョン別対応早見表

確認方法iOS 16以降iOS 15以前備考
設定画面から直接表示可能不可Face ID / Touch ID / パスコード認証が必要
iCloudキーチェーン(Mac経由)可能可能iCloudキーチェーン有効・同Apple IDのMacが必要
Apple端末への共有機能可能可能同じApple IDまたは連絡先登録が必要
QRコードで他端末に共有可能サードパーティアプリ利用iOS 16以降はパスワード確認後にQR生成可

iOS 16以降:設定画面から直接パスワードを確認する手順

iOS 16でWi-Fi設定UIが刷新され、パスワードを本体だけで確認できるようになりました。以下の手順で操作してください。

操作手順(Face ID / Touch ID認証)

  1. 設定アプリを開きます。
  2. Wi-Fiをタップします。
  3. 現在接続中のネットワーク名の右端にある 「(i)」(情報)ボタンをタップします。
  4. ネットワーク詳細画面の「パスワード」欄に「●●●●●●●●」と伏せ字が表示されています。その欄をタップしてください。
  5. Face IDの認証画面、またはパスコード入力画面が表示されます。認証を完了するとパスワードが平文で表示されます。
  6. 表示されたパスワードを長押しすると「コピー」が選べます。

接続中ではない保存済みネットワークのパスワードも同じ手順で確認できます。Wi-Fi画面を下にスクロールして「その他のネットワーク」または一覧から目的のネットワークの「(i)」をタップしてください。

確認時の注意点

パスワード欄をタップしてもFace IDが起動しない場合、設定→Face IDとパスコードでFace IDが「その他のApp」に対して有効になっているか確認してください。また、Face IDを3回連続で失敗するとパスコード入力に切り替わります。パスコードでも認証でき、パスワードが表示されます。

iOS 15以前:直接確認できない場合の対処法

iOS 15以前でパスワードが非表示な理由

iOS 15以前の設定アプリにはWi-Fiパスワードを表示するUIが用意されていません。Wi-Fiパスワードは内部的にiCloudキーチェーンに暗号化されて保存されていますが、設定画面上では参照できない仕様でした。

iOS 15以前の端末でパスワードを知りたい場合は、以下の方法を使います。

iCloudキーチェーンでMacから確認する

iPhoneでiCloudキーチェーンが有効になっていて、同じApple IDでサインインしたMacがあれば、MacのキーチェーンアクセスでWi-Fiパスワードを確認できます。詳細な手順は「iCloudキーチェーンでMacからWi-Fiパスワードを確認する方法」の章を参照してください。

他のApple端末への共有を使う

パスワードの文字列を確認する必要がなく「とにかく他のApple端末をWi-Fiに繋げたい」という場合は、Apple端末への共有機能が使えます。iOS 11以降の端末であれば対応しており、iOS 15以前でも問題なく機能します。

Wi-Fiパスワードを他のApple端末と共有する方法

AppleデバイスにはWi-Fiパスワードをワンタップで隣のiPhone・iPad・Macに渡せるWi-Fi共有機能が備わっています。パスワードを口頭で伝えたり入力させたりする必要がありません。

iPhone・iPad・Mac同士で共有する手順

  1. パスワードを知っている側のiPhone(送り手)がそのWi-Fiに接続している状態にします。
  2. 接続したい側のデバイス(受け手)の設定でWi-Fiをオンにし、接続したいネットワーク名をタップして接続待ち状態にします。
  3. 受け手のデバイスを送り手のiPhoneの近く(数十センチ以内)に置きます。BluetoothとWi-Fiの両方がオンになっている必要があります。
  4. 送り手のiPhoneに「〔ネットワーク名〕のパスワードを共有しますか?」という通知が表示されます。
  5. 送り手が「パスワードを共有」をタップすると、受け手のデバイスが自動でWi-Fiに接続されます。

Macへ共有する場合も同じ流れです。MacでWi-Fiネットワークを選択して接続待ちにしておき、近くの接続済みiPhoneに共有通知を出してもらいます。

共有が成功する条件

Wi-Fi共有機能を利用するには以下の条件をすべて満たしている必要があります。

  • 送り手と受け手の両方のBluetoothとWi-Fiがオンになっている
  • 受け手が送り手のApple IDと同一、または送り手の連絡先に登録されているApple IDを使用している
  • 送り手のデバイスがそのWi-Fiに接続中である
  • 受け手がパスワード入力待ち状態(ネットワーク選択済み)になっている

通知が届かない場合は、一度Bluetoothをオフにしてからオンに戻すか、両端末を再起動してから試してみてください。

Android・Windowsにパスワードを教える方法

AndroidスマートフォンやWindowsパソコンはAppleのWi-Fi共有機能に対応していません。パスワードを別の方法で伝える必要があります。

QRコードを生成して読み取ってもらう

iOS 16以降のiPhoneでWi-Fiパスワードを確認した後、Wi-FiネットワークのQRコードを生成して相手に読み取ってもらう方法があります。

  1. 前述の手順でパスワードを表示します。
  2. パスワード欄の上部または詳細画面にQRコードアイコンが表示されることがあります(iOS 17以降の一部デバイス)。タップするとQRコードが生成されます。
  3. QRコードが表示されない場合は、サードパーティアプリ(「Wi-Fi QRコード生成」などで検索)を使うと便利です。パスワードをアプリに入力するとQRコードが作成できます。
  4. 相手にQRコードをカメラで読み取ってもらうと、Androidでは直接接続できます。WindowsのカメラアプリもQRコードからWi-Fi接続が可能です。

パスワードを直接確認して伝える

最もシンプルな方法は、iOS 16の手順でパスワードを表示し、相手に口頭・テキストで伝えることです。この場合、パスワードをSNSや公開チャットには絶対に貼り付けないよう注意してください。メッセージアプリで送る場合も、送信後は履歴を削除することを推奨します。

iCloudキーチェーンでMacからWi-Fiパスワードを確認する方法

iPhoneでiCloudキーチェーンが有効になっていれば、同じApple IDでサインインしたMacからWi-Fiパスワードを確認できます。iOS 15以前のiPhoneのパスワードをどうしても知りたい場合や、文字が多い複雑なパスワードをコピーしたい場合に便利です。

キーチェーンアクセスを使う手順(macOS Monterey以前)

  1. Macでキーチェーンアクセス(Spotlight検索から起動できます)を開きます。
  2. 左側のサイドバーで「システム」を選択します。
  3. 検索バーにWi-FiネットワークのSSID(ネットワーク名)を入力して絞り込みます。
  4. 該当のエントリをダブルクリックして詳細を開きます。
  5. 「パスワードを表示」チェックボックスをオンにします。
  6. 管理者パスワードの入力を求められるので入力します。
  7. パスワードが平文で表示されます。

macOS Ventura以降:システム設定から確認

macOS Ventura(13)以降では、Wi-Fiパスワードをシステム設定から直接確認できます。

  1. システム設定を開きます。
  2. Wi-Fiを選択します。
  3. 目的のネットワーク名の右にある「詳細」ボタンをクリックします。
  4. 「パスワード」欄の目のアイコンをクリックします。
  5. Touch IDまたは管理者パスワードで認証するとパスワードが表示されます。

なお、Macでの確認にはiPhoneがiCloudキーチェーンを有効にして同期済みであることが前提です。iPhoneで初めて接続したWi-FiがMacに反映されるまで数分かかる場合があります。

過去に接続したWi-Fiのパスワードを確認する

現在接続中ではないが、以前に接続したことがあるWi-Fiネットワークのパスワードを確認したい場合があります。

既知のネットワーク一覧を確認する

iPhoneの設定→Wi-Fi画面には、過去に接続したことのある「既知のネットワーク」が一覧表示されています(現在の電波圏外のものを含む)。iOS 16以降であれば、一覧にある任意のネットワークの「(i)」から同じ手順でパスワードを確認できます。

「設定→Wi-Fi→編集」から過去の接続を確認

iOS 16以降では、Wi-Fi画面の右上にある「編集」ボタンをタップすると保存済みネットワークの管理画面が開きます。ここでもネットワーク名の「(i)」をタップし、同様にFace ID認証でパスワードを確認できます。電波が届いていないネットワークのパスワードも確認可能です。

確認できない時のトラブルシューティング

Face IDが通らない・パスワード表示ボタンが出ない

パスワード欄をタップしても何も起きない場合、以下を順番に試してください。

  • 設定→Face IDとパスコードを開き、「その他のApp」がオンになっているか確認する
  • Face IDを使わずにパスコード入力を試みる(Face ID失敗後に「パスコードを使用」が表示される)
  • iPhoneを再起動してから再度試みる
  • iOSを最新版にアップデートする(iOS 16.0の初期バージョンにはWi-Fiパスワード表示に関するバグが報告されていた)

iCloudキーチェーンが同期されていない

Macでキーチェーンを確認してもWi-Fiパスワードが見つからない場合、iPhoneのiCloudキーチェーンが無効になっている可能性があります。設定→[自分の名前]→iCloud→パスワードとキーチェーンで「このiPhoneを同期」がオンになっているか確認してください。オンにした後、iCloudのサーバーに反映されるまで数分待ちます。

iOSが古くてアップデートできない

端末が古くてiOS 16以降にアップデートできない場合は、iCloudキーチェーン経由のMac確認か、Apple端末へのWi-Fi共有機能を利用してください。どちらも利用できない場合は、ルーターのパスワードを調べる方法でルーター本体のラベルや管理画面から確認するのが確実です。

ルーターのパスワードを調べる方法

Wi-Fiパスワードを一度も変更していない場合や、初期設定のパスワードを知りたい場合は、ルーター本体や管理画面から直接確認できます。

本体のラベルを確認する

ほとんどのルーターの底面や背面には、出荷時に設定されたSSID(ネットワーク名)とパスワード(暗号化キーやWPA2キーなど)がラベルに印字されています。「KEY」「Password」「暗号化キー」「WPA2-PSK」などの表記を探してください。パスワードを変更していなければこれが現在のパスワードです。

ルーター管理画面からコピーする

パスワードを変更したことがある場合や、ラベルと現在のパスワードが一致しない場合は、ルーターの管理画面から確認します。

  1. iPhoneのブラウザで 192.168.1.1 または 192.168.0.1(ルーターのデフォルトIPアドレス)にアクセスします。
  2. 管理者ユーザー名とパスワードを入力してログインします(多くの場合「admin / admin」や「admin / password」が初期値ですが、ラベルに記載のものを使用)。
  3. Wi-Fi設定またはワイヤレス設定のメニューを開き、SSIDとセキュリティキー(パスワード)を確認します。

プロバイダの初期値を調べる

プロバイダからレンタルしているルーターで初期パスワードが見つからない場合、プロバイダのサポートページに機種別の初期パスワード一覧が掲載されている場合があります。また、プロバイダのサポートに電話して機種名を伝えると確認方法を教えてもらえます。

セキュリティの注意:パスワードを安全に扱うために

Wi-Fiパスワードは自宅ネットワーク全体のセキュリティに直結します。確認・共有する際は以下の点に気をつけてください。

  • SNSやオープンなチャットにパスワードを貼らない:一度公開されたパスワードは回収できません。不特定多数に自宅ネットワークへのアクセスを許可することになります。
  • 信頼できる相手にだけ共有する:Apple端末への共有機能を使えばパスワードを口頭で伝えずに済みます。また、共有後は必要に応じてルーターのパスワードを変更することを検討してください。
  • 定期的にパスワードを変更する:長期間同じパスワードを使い続けると、過去に共有した相手が引き続き接続できる状態が続きます。特に同居人が変わった場合などは変更を推奨します。
  • 強固なパスワードを設定する:英大文字・小文字・数字・記号を組み合わせた12文字以上のパスワードが推奨されます。ルーターの管理画面から変更できます。パスワードを変更したらiPhoneのiCloudキーチェーンに自動で保存されます。

よくある質問

iOS 15以下でもiPhoneだけでWi-Fiパスワードを確認できますか?

残念ながら、iOS 15以前のiPhoneだけではWi-Fiパスワードを直接確認する方法はありません。同じApple IDのMacがあればiCloudキーチェーン経由で確認できます。Macも手元にない場合は、ルーター本体のラベルか管理画面から確認するのが確実です。

Wi-Fiパスワードを変更するにはどうすればいいですか?

Wi-Fiパスワードはルーター側で管理されているため、ルーターの管理画面にアクセスして変更します。iPhoneの設定からは変更できません。変更後は、接続しているすべてのデバイスで新しいパスワードを再入力する必要があります。

接続したWi-Fiを「このネットワークを削除」した後、パスワードを確認できますか?

削除すると、iPhoneに保存されていたそのネットワークのパスワードは消去されます。iOS 16以降でも設定画面からは確認できなくなります。ただし、iCloudキーチェーンに同期されていれば、しばらく(数時間〜数日)はMacのキーチェーンアクセスに残っている場合があります。完全に削除される前に確認してください。

非表示(ステルス)ネットワークのパスワードも確認できますか?

ステルスSSIDのネットワークでも、iPhoneに保存されていればiOS 16の設定画面から同じ手順でパスワードを確認できます。ただし、ネットワーク一覧に表示されない場合は「設定→Wi-Fi→編集」から探してください。

まとめ:方法別の最短ルート

iPhoneでWi-Fiパスワードを確認する方法を状況別にまとめます。

状況最短の方法必要な条件
自分のiPhoneのパスワードを知りたい(iOS 16以降)設定→Wi-Fi→(i)→パスワード→Face IDiOS 16以降・Face IDまたはパスコード
自分のiPhoneのパスワードを知りたい(iOS 15以前)MacのキーチェーンアクセスまたはmacOS Ventura+のシステム設定同Apple IDのMac・iCloudキーチェーン有効
隣のiPhone・iPadをWi-Fiに繋げたいApple端末へのWi-Fi共有(通知が届いたら「共有」タップ)Bluetooth・Wi-FiがON・連絡先登録済み
AndroidやWindowsにパスワードを伝えたいiOS 16でパスワード確認→QRコード生成または直接入力iOS 16以降のiPhone
パスワードを変更して誰も知らないルーター本体のラベルまたは管理画面(192.168.1.1)ルーターへの物理アクセスまたはLAN接続

iOS 16以降のiPhoneを使っている方は、設定アプリからFace ID認証でパスワードを確認するのが最も手軽です。iOS 15以前の端末や、パスワードを変更してしまったルーターの初期パスワードを知りたい場合は、MacのiCloudキーチェーンかルーター管理画面を活用してください。また、Apple端末同士であればパスワードを口頭で伝えなくてもWi-Fi共有機能で安全に接続できます。状況に合った方法を選んで、スムーズにWi-Fiパスワードを確認・共有してください。